WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 10 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
13803 |
サイログロブリン |
遠心
|
01 ↓
02 |
1週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL 3.68~64.15 |
包括128 D008 16 生Ⅱ |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
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13803 |
サイログロブリン |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 ↓
02 |
1週 冷蔵 |
CLIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
ng/mL 3.68~64.15 |
包括128 D008 16 生Ⅱ |
2~3日 |
備考
検体
- 必ず血清分離の上、指定容器に移してご提出ください。
参考
- 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。
診療報酬
- 保険名称:内分泌学的検査/サイログロブリン
- 実施料:包括128
- 診療報酬区分:D008 16
- 判断料区分:生化学的検査(Ⅱ)
容器
参考文献
久保敬補, 他: 医学と薬学 77, (1), 99, 2020.
検査項目解説
臨床的意義
特に甲状腺分化癌の術後経過観察において、Tg測定は再発・残存腫瘍の早期検出に有用であるとされている。
サイログロブリン(thyroglobulin:Tg)は、分子量約660,000の糖タンパク質であり、2つのサブユニットから構成されており、甲状腺濾胞細胞により産生され、甲状腺ホルモンの前駆体として濾胞腔に貯えられている。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)の作用により、甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)を介してヨウ素がTgに結合し、トリヨードサイロニン(T3)およびサイロキシン(T4)が生成される。この一連の反応は、甲状腺ホルモンの合成、貯蔵、分泌において中心的な役割を担っている。
Tgは甲状腺濾胞細胞のみで産生されるため、臓器特異性の高いマーカーとされている。しかし、良性から悪性までさまざまな甲状腺疾患によりTg値は上昇することがあるため、疾患特異性は低いとされている。臨床においては、特に甲状腺分化癌の術後経過観察において、Tg測定は再発・残存腫瘍の早期検出に有用であるとされている。
【高値を示す疾患】
甲状腺悪性腫瘍,バセドウ病
関連疾患
E05.0.2:バセドウ病 → E00-E07:甲状腺疾患
C73.2:甲状腺悪性腫瘍 → C73-C75:甲状腺・内分泌腺腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.
INFORMATION
※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.