WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 10 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

13802

TSHレセプター抗体定量
(TRAb定量)《CLIA》TSH receptor antibody

5G310-0000-023-051

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

CLIA

IU/L

3.10 未満

214

D014 27

免疫

2~3日

項目
コード
検査項目

13802

TSHレセプター抗体定量
(TRAb定量)《CLIA》TSH receptor antibody

5G310-0000-023-051

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

CLIA
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

IU/L

3.10 未満

214

D014 27

免疫

2~3日

備考

参考

  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

診療報酬

  • 保険名称:自己抗体検査/抗TSHレセプター抗体(TRAb)
  • 実施料:214
  • 診療報酬区分:D014 27
  • 判断料区分:免疫学的検査

厚生労働省通知原文「注釈」

■ 「27」の抗TSHレセプター抗体(TRAb)及び「40」の甲状腺刺激抗体(TSAb)を同時に行った場合は、いずれか一方のみ算定する。

「TSHレセプター抗体」と「TSH刺激性レセプター抗体」を同時に行った場合は、いずれか一方のみ算定できます。

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

参考文献

山田 徹, 他: 医学と薬学 78, (5), 615, 2021.

検査項目解説

臨床的意義

甲状腺機能亢進症の鑑別診断、特にバセドウ病診断において極めて有用な検査である。

 甲状腺刺激ホルモン(TSH)レセプターは、甲状腺濾胞細胞膜上に存在する分子量約100,000の糖タンパク質であり、TSHが結合することで細胞内のcAMP濃度が上昇し、甲状腺ホルモンの合成および分泌が促進される。

 TSHレセプター抗体(TRAb)は、TSHレセプターに対する自己抗体であり、受容体に結合することでTSHと同様の作用を示す。その結果、甲状腺ホルモンが過剰に産生され、甲状腺機能亢進症を引き起こし、バセドウ病の主な病因とされている。

 本検査はCLIA法により定量的にTRAbを測定し、甲状腺機能亢進症の鑑別診断、特にバセドウ病診断において極めて有用である。

【異常を示す疾患】

バセドウ病

関連疾患

E05.0.2:バセドウ病 E00-E07:甲状腺疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

INFORMATION

※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.

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