WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05151

曜日指定

サイトメガロウイルス抗原
《アンチジェネミア法》cytomegalovirus

5F194-1421-019-173

EDTA加血液
5

14

冷蔵凍結不可

間接酵素抗体法(アンチジェネミア法)

判定 (-)
陽性細胞数
スライド1 0個
陽性細胞数
スライド2 0個

356

D012 57

免疫

2~3日

項目
コード
検査項目

05151

曜日指定

サイトメガロウイルス抗原
《アンチジェネミア法》cytomegalovirus

5F194-1421-019-173

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
EDTA加血液
5

14

冷蔵凍結不可

間接酵素抗体法(アンチジェネミア法)
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

判定 (-)
陽性細胞数
スライド1 0個
陽性細胞数
スライド2 0個

356

D012 57

免疫

2~3日

備考

項目

  • 受付曜日:月~金曜日(休日は受付不可)

検体

  • 採血後、速やかに検体をご提出ください(原則として採血後24時間以内の検体を用います)。

診療報酬

  • 保険名称:感染症免疫学的検査/サイトメガロウイルスpp65抗原定性
  • 実施料:356
  • 診療報酬区分:D012 57
  • 判断料区分:免疫学的検査

厚生労働省通知原文「注釈」

■ 「57」のサイトメガロウイルスpp65抗原定性は免疫染色法により、臓器移植後若しくは造血幹細胞移植後の患者又はHIV感染者又は高度細胞性免疫不全の患者に対して行った場合に限り算定できる。ただし、高度細胞性免疫不全の患者については、当該検査が必要であった理由について、診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。

臓器移植後もしくは造血幹細胞移植後の患者またはHIV感染者または高度細胞性免疫不全の患者に対して行った場合のみ算定できます。
高度細胞性免疫不全の患者に対して行った場合は、検査が必要であった理由について診療報酬明細書の摘要欄への記載が必要です。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

参考文献

浅井隆善, 他: 今日の移植 7, 553, 1994.

検査項目解説

臨床的意義

免疫不全患者で問題となるCMV感染症の早期診断および治療の効果判定に用いられる検査である。

 サイトメガロウイルス(CMV)は、βヘルペスウイルス亜科に属する直径約180 nmの二本鎖DNAウイルスである。唾液や母乳、尿などの体液を介して感染する。本邦では、成人の80~90 %がCMV抗体陽性であり、乳幼児期にほとんどの人が感染を受けているといわれている。CMV感染の多くが不顕性感染の形で、生涯その宿主に潜伏感染する。

 腎移植や骨髄移植などの臓器移植患者や後天性免疫不全症候群(AIDS)などの免疫不全症では、免疫機能が低下し、CMV感染症がしばしば重篤になることがある。本感染症は間質性肺炎や骨髄機能不全を来し、急速に進行することが多く、致命的になることもあるため早期診断、早期治療が重要である。

 アンチジェネミア法は、CMV感染初期から検出される同ウイルスの構造タンパク質のpp65に対するモノクローナル抗体を用い、CMV抗原陽性細胞を染色して証明する。

 CMV感染症は抗体価などで診断されていたが、判断が難しい例も多く早期診断ではアンチジェネミア法が優っている。また、PCR法では定量性に乏しいが、アンチジェネミア法では陽性細胞数が報告されることから、定量値が得られるという利点がある。

【陽性を示す疾患】

サイトメガロウイルス感染症

関連疾患

B25.9.1:サイトメガロウイルス感染症 B25-B34:その他のウイルス性疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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