WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01813 |
IgE(非特異的)IgE5A090-0000-023-023 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | IU/mL 170 以下 |
100 D015 11 免疫 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
01813 |
IgE(非特異的)IgE5A090-0000-023-023 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
FEIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
IU/mL 170 以下 |
100 D015 11 免疫 |
2~3日 |
備考
基準
- チャート参照:「非特異的IgE」年齢別参考基準値
参考
- 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。
診療報酬
- 保険名称:血漿蛋白免疫学的検査/非特異的IgE定量
- 実施料:100
- 診療報酬区分:D015 11
- 判断料区分:免疫学的検査
チャート
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
島津伸一郎, 他: アレルギーの領域 2, 920, 1995.
検査項目解説
臨床的意義
Ⅰ型アレルギーに関与する免疫グロブリンである。アレルギー体質の診断、経過観察の目的でIgEの総量が測定される。
IgEはⅠ型(即時型)アレルギーに関与する免疫グロブリンである。分子量約190,000のタンパク質で、免疫グロブリンの中で最も血中濃度が低い。消化管、気道粘膜、リンパ節などで産生され、血中での代謝半減期は約3日である。
アレルギー性鼻炎などと関わりが深く、1966年にアレルギー患者の血清中から石坂らにより発見された。現在、臨床で測定されているIgEには、各アレルゲンに対し抗体活性を有する特異的IgEと、抗体活性の明確ではないIgE全体の量としての総IgEがあり、本検査は後者の濃度をみるものである。
IgEは免疫グロブリンの中で唯一レアギン活性を持つことから、過敏性を引き起こす抗体である。
本検査は、アレルギー体質の診断、経過観察の目的でIgEの総量を測定するものであり、特定のアレルゲンでの反応性をみるには特異的IgE検査が適している。
【高値を示す疾患】
アトピー性喘息,アトピー性皮膚炎,アレルギー性蕁麻疹,食物アレルギー
関連疾患
J45.0.1:アトピー性喘息 → J40-J47:下気道疾患
L20.9.3:アトピー性皮膚炎 → L20-L30:皮膚炎・湿疹
L50.0.1:アレルギー性蕁麻疹 → L50-L54:蕁麻疹・紅斑
T78.1.36:食物アレルギー → T66-T78:アレルギー等その他の外因による作用
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.