WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 10 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01970 |
IgEファディアトープ |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | 陰性(-) |
194 D015 21 免疫 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
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01970 |
IgEファディアトープ |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
FEIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
陰性(-) |
194 D015 21 免疫 |
2~3日 |
備考
項目
- チャート参照:「特異的吸入性アレルゲン」混合アレルゲンの内容
診療報酬
- 保険名称:血漿蛋白免疫学的検査/アトピー鑑別試験定性
- 実施料:194
- 診療報酬区分:D015 21
- 判断料区分:免疫学的検査
チャート
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
我妻義則, 他: 医学と薬学 23, 83, 1990.
検査項目解説
臨床的意義
吸入抗原12種類への感作を一括スクリーニングする検査である。アレルゲンの特定はできない。
IgEファディアトープには、1つの測定キットに12種類の代表的な吸入系アレルゲンが固相されており、本検査は、1回のアッセイでこれらに対する感作状況を知ることができる。いずれかの抗原に感作されていれば、IgEファディアトープは陽性となる。ただし、陽性の場合、12種類のアレルゲンのどれに感作されているかを特定することはできない。別途、特異的IgEを検査する必要がある。吸入アレルゲンに感作されていることがすでに明らかな場合、CAP16吸入系や、マルチアレルゲンで特異的IgEを測定し、抗原の絞り込みを行う。
IgEファディアトープの保険請求上の名称は、アトピー鑑別試験定性となっている。
本検査に含まれている抗原は、ヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニ、ネコフケ、イヌフケ、ギョウギシバ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、シラカンバ、スギ、カンジダ、アルテルナリアの12種類である。
【高値を示す疾患】
アレルギー性鼻炎,アトピー性喘息,アトピー性皮膚炎,アレルギー性蕁麻疹
関連疾患
J30.4.2:アレルギー性鼻炎 → J30-J39:上気道疾患
J45.0.1:アトピー性喘息 → J40-J47:下気道疾患
L20.9.3:アトピー性皮膚炎 → L20-L30:皮膚炎・湿疹
L50.0.1:アレルギー性蕁麻疹 → L50-L54:蕁麻疹・紅斑
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.