WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 10 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
30302 |
食品 Gly m 4 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
FEIA | UA /mL 0.35 未満 |
110 D015 13 免疫 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
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30302 |
食品 Gly m 4 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
冷蔵 |
FEIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
UA /mL 0.35 未満 |
110 D015 13 免疫 |
2~3日 |
診療報酬
- 保険名称:血漿蛋白免疫学的検査/特異的IgE半定量・定量
- 実施料:110
- 診療報酬区分:D015 13
- 判断料区分:免疫学的検査
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
足立厚子, 他: J. Environ. Dermatol. Cutan. Allergol. 6, (2), 60, 2012.
検査項目解説
臨床的意義
大豆アレルゲンのコンポーネント(粗抽出抗原のうち特定の成分)のひとつである。
大豆は、枝豆などそのままを食する以外に、豆腐や納豆、豆乳などをはじめとするさまざまな加工品があり、豆乳などを摂取した際に口腔内に掻痒感を覚えるなどアレルギー症状を訴える患者が増加傾向にあるといわれている。
花粉関連食物アレルギー症候群(pollen-associated food allergy syndrome:PFS)が増加傾向にあるが、PFSは口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome:OAS)の中で花粉症に合併することが多い食物アレルギーとされている。
大豆のコンポーネントのひとつであるGly m 4は、シラカンバやハンノキなどのカバノキ科花粉の主要抗原であるPR-10(Bet v 1ホモログ)と高い相同性を持つとされており、PFSに関連するコンポーネントのひとつと考えられている。
豆乳などの大豆加工品によるアレルギーが疑われる患者には、通常行われている粗抽出抗原による大豆では陽性になりにくい場合もあるため、Gly m 4を検査することにより陽性率が向上し、PFSによる即時型アレルギーの診断に有用と考えられる。
【陽性を示す疾患】
大豆アレルギー
関連疾患
T78.1.38:大豆アレルギー → T66-T78:アレルギー等その他の外因による作用
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.