WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
04459 |
HLA遺伝子型判定(DQA1)HLA-DQA15K129-0000-019-896 |
|
13 |
冷蔵 |
PCR-SSP法 | 4~10日 |
項目 コード |
検査項目 |
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04459 |
HLA遺伝子型判定(DQA1)HLA-DQA15K129-0000-019-896 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
|
13 |
冷蔵 |
PCR-SSP法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
4~10日 |
備考
項目
- チャート参照:「HLA型判定」「HLA遺伝子型判定」検査の留意点
「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項
- [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
チャート
容器
容器番号13:血液学容器
- 採取量: 2mL・3mL・4mL
- 添加剤: EDTA-2K
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: 末梢血液一般検査,
血液像,
血液型,
直接クームス試験,
遺伝子検査
参考文献
Olerup, O. and Zetterquist, H.: Tissue Antigens 39, 225, 1992.
検査項目解説
臨床的意義
HLAのクラスⅡ(DR,DQ,DP)の型を遺伝子レベルで同定する検査である。
HLAはヒト組織適合抗原と呼ばれ、個体間で著しい多様性が認められる糖タンパク抗原である。
HLAは本来、生体内に侵入した外来性抗原を認識するメカニズムの一部として、免疫システム上、重要な機能を果たしている。
HLA抗原は大まかにクラスⅠ抗原とクラスⅡ抗原に分けられ、さらにクラスⅠはA,B,Cの3つに、クラスⅡはDR,DQ,DPの3つに分類される。これらのタイピングは主に血清学的方法、細胞学的方法(HLA-A,B,C Locusの項を参照)により行われてきたが、遺伝子工学の進歩によりHLAを塩基配列レベルで検索することが可能となった。
HLA-DRB1,DQB1,DPB1の遺伝子型判定は、HLAのクラスⅡ抗原を遺伝子レベルでタイピングするものであり、疾患感受性遺伝子の解析や移植、輸血の適否の決定、人種や民族調査などの人類学的分野など、幅広い分野で応用されている。
備考
- チャート参照:HLAアリル表記の定義