WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

06816

接着分子 CD11c
(p150,インテグリンαX,CR4)CD11c

5I093-0000-019-662

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

陽性細胞百分率
2~22 %
陽性細胞絶対数
37~352 /μL

2~3日

項目
コード
検査項目

06816

接着分子 CD11c
(p150,インテグリンαX,CR4)CD11c

5I093-0000-019-662

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

陽性細胞百分率
2~22 %
陽性細胞絶対数
37~352 /μL

2~3日

備考

項目

  • 抗原分布:単球、顆粒球、マクロファージ(p150、インテグリンαX、CR4)

「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。

容器

容器番号13:血液学容器

  • 採取量: 2mL・3mL・4mL
  • 添加剤: EDTA-2K
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: 末梢血液一般検査,
    血液像,
    血液型,
    直接クームス試験,
    遺伝子検査

検査項目解説

臨床的意義

モノクローナル抗体で検索される、単球や顆粒球、マクロファージなどの表面マーカーである。

 CD(Cluster of DifferentiationもしくはCluster Designation)とは、同一の細胞集団または同一の細胞膜抗原や抗原エピトープを認識するモノクローナル抗体を、1つのカテゴリーにまとめたものである。CD分類はこれらのモノクローナル抗体を用いて検索され、形態学的には判別し難い細胞表面構造を免疫学的に特定する方法として広く用いられている。

 CD11cは分子量150,000の糖タンパクで、インテグリンスーパーファミリーに属し、その遺伝子は染色体16q11.2に存在し、他のCD11抗原に近接している。

 CD11cは、単球、顆粒球、NK細胞、樹状細胞、活性化T/B細胞などのマーカーで、単球および末梢血中の顆粒球とNK細胞上に低密度で存在する。また、hairy cell leukemia や、ある種の急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia:AML)の腫瘍細胞表面にも存在する。CD11cはCD11c/CD18抗原複合体のα鎖(分子量150,000)のエピトープと反応する。

 なお、細胞表面抗原の解析では、CD陽性細胞の比率だけでなく、抗原の発現強度や他の関連したCD抗原検索結果も参照した上、総合的に判断する必要がある。

[抗原分布]
・単球、顆粒球、マクロファージ(p150、インテグリンαX、CR4)

【低値を示す疾患】

白血球の異常

関連疾患

R72.2:白血球の異常 R70-R79:白血球異常
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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