WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
07670 |
その他 抗HLA-DR |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
07670 |
その他 抗HLA-DR |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
陽性細胞百分率 |
2~3日 |
備考
項目
- 抗原分布:B細胞、単球、活性化T細胞(HLAクラスII-DR抗原)
「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項
- [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
容器
容器番号13:血液学容器
- 採取量: 2mL・3mL・4mL
- 添加剤: EDTA-2K
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: 末梢血液一般検査,
血液像,
血液型,
直接クームス試験,
遺伝子検査
検査項目解説
臨床的意義
HLAのクラスⅡ抗原である。B細胞や単球、活性化T細胞などの表面マーカーである。
HLA-DRは、ヒト主要組織適合抗原複合体(MHC)のクラスⅡに分類される抗原である。α、βの2つからなる糖タンパクの二量体で、その型には高度の多型性が知られている。HLA-DRは特に臓器移植の適合性を左右する重要な抗原である。
HLAを支援する遺伝子はHLA遺伝子複合体と呼ばれ染色体6p21.3に存在する。
クラスⅠ抗原(HLA-A,B,Cなど)が、ほとんどの有核細胞に発現されているのに対し、クラスⅡ抗原は一部の免疫担当細胞にしか発現していない。HLA-DRは、B細胞、単球、マクロファージ、活性化T細胞、活性化NK細胞やヒト骨髄幹細胞に発現している。この他、胸腺上皮、脾臓やリンパ節のB細胞領域およびB細胞リンパ腫にも存在する。
本検査は、HLA-DRの型を判定するものではなく、HLA-DR分子を発現している細胞の数や比率をみることで、目的とする免疫担当細胞の動向を知るものである。
[抗原分布]
・B細胞、単球、活性化T細胞(HLAクラスⅡ-DR抗原)
【高値を示す疾患】
白血病
関連疾患
C95.9.1:白血病 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.