WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

13195

専用依頼書

肺癌コンパクトパネルDx(7遺伝子)

未染スライド
5~10枚(5μm厚)

または

細胞診検体
1mg(1mm角)

または

細胞診検体
1mg(1mm角)

または

組織
1mg(1mm角)

30

 

09

 

27

 

27

冷蔵

 

冷蔵

 

 

次世代シークエンス法

包括8000+12000

D004-2 1イ(ハ)

遺染

7~12日

項目
コード
検査項目

13195

専用依頼書

肺癌コンパクトパネルDx(7遺伝子)

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
未染スライド
5~10枚(5μm厚)

または

細胞診検体
1mg(1mm角)

または

細胞診検体
1mg(1mm角)

または

組織
1mg(1mm角)

30

 

09

 

27

 

27

冷蔵

 

冷蔵

 

 

次世代シークエンス法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

包括8000+12000

D004-2 1イ(ハ)

遺染

7~12日

備考

項目

  • コンパニオン診断薬を用いた検査です。
  • チャート参照:「肺癌マルチ遺伝子PCRパネル」「肺癌コンパクトパネルDx」遺伝子変異などと関連する医薬品

依頼

  • 『肺癌コンパクトパネルDx(R) 専用依頼書』をご利用ください。

検体

  • ブロックおよびパラフィン切片での受託不可。
  • 腫瘍細胞含有率は5%以上を推奨します。腫瘍細胞含有率が5%未満の場合は、マクロダイセクションの実施を推奨します。その際は全ての未染スライドに腫瘍細胞比率が5%以上となるようにマークをしてください。
  • 気管支ブラシ擦過検体・気管支肺胞洗浄液・胸水などの細胞診検体をご提出の場合は、DNAチップ研究所の製品パンフレットに記載の「検体提出詳細情報」を参考にして、細胞診検体保存容器(GM管)(冷蔵)または滅菌スピッツ管(凍結)でご提出ください。GM管に投入後は10日以内にご提出ください。
  • ホルマリン固定検体では、固定条件によって核酸の断片化が著しく、解析不能となる場合があります。組織検体の推奨固定時間は6~48時間です。微小な組織検体では固定時間の短縮化が望ましいとされています。腫瘍細胞含有率は面積ではなく、全有核細胞に対する総腫瘍細胞数で判断してください。検体の取り扱いについては、日本肺癌学会「各種検査の手引き」および日本病理学会「ゲノム診療用病理組織検体取扱い規程」をご参照ください。

報告

  • 解析結果は、専用クラウドシステム上でご確認ください。

「遺伝子関連検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]「遺伝子解析検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
    [ご参考]「弊社の倫理方針」(チャート参照)を掲載しています。
  • 本検査は「*60」へ再委託をいたします.

診療報酬

  • 保険名称:悪性腫瘍組織検査/悪性腫瘍遺伝子検査/処理が容易なもの/4項目以上 + 悪性腫瘍遺伝子検査/処理が複雑なもの/3項目以上
  • 実施料:包括8000+12000
  • 診療報酬区分:D004-2 1イ(ハ)
  • 判断料区分:遺伝子関連・染色体検査

悪性腫瘍遺伝子検査における「処理が容易なもの」4項目以上:8000点と「処理が複雑なもの」3項目以上:12000点を合算した点数になります。
「悪性腫瘍遺伝子検査」、「造血器腫瘍遺伝子検査」、「免疫関連遺伝子再構成」、「FLT3遺伝子検査」または「JAK2遺伝子検査」のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合は、主たるもののみ算定できます。

チャート

「肺癌マルチ遺伝子PCRパネル」「肺癌コンパクトパネルDx」遺伝子変異などと関連する医薬品

容器

容器番号30:遺伝子検査用標本スライド容器

  • 採取量: -
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 癌関連遺伝子検査,
    肺癌 ALK融合遺伝子解析

容器番号09:細胞診検体保存容器(GM管)

  • 採取量: -
  • 添加剤: 核酸安定化剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および外袋表示
  • 主な検査項目: 肺癌コンパクトパネルDx

容器番号27:滅菌スピッツ管

  • 容量: 10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 微生物学検査

参考文献

Kato, K. et al.: medRxiv, https://doi.org/10.1101/2021.10.13.21264976.

検査項目解説

臨床的意義

非小細胞肺癌患者に対する分子標的薬の適応を判定するための補助検査である。

 肺癌コンパクトパネルDxは、非小細胞肺癌患者に対する分子標的薬の適応を判定するための補助検査である。

 本検査は次世代シークエンス法を用いるコンパニオン診断システムで、非小細胞肺癌のEGFR遺伝子変異、ALK融合遺伝子、ROS1融合遺伝子、MET遺伝子 Exon14スキッピング変異、BRAF遺伝子、KRAS遺伝子、RET遺伝子の7種の遺伝子を検出する。

【陽性を示す疾患】

非小細胞肺癌

関連疾患

C34.9.26:非小細胞肺癌 C30-C39:呼吸器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

INFORMATION

※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.

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