検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年10月1日時点の情報です。

入力コード 00540  統一コード 2A110 
項目名 網状赤血球数(レチクロ)
reticulocyte
実施料
12
判断料区分 血液 
健康保険名称  網赤血球数 
検査方法
フローサイトメトリー法
検査材料
EDTA加血液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 EDTA加血液 2
13
冷蔵(凍結不可)
報告所要日数
1~2日
基準値  

4~19

臨床的
意義 
脱核した赤血球の中で最も若い細胞。骨髄の赤血球産生亢進に伴って増加し、造血能をみる検査として有用である。
   網状赤血球は赤血球の中で最も若いもので、赤芽球が成熟し脱核した1~2日以内の赤血球である。網状赤血球の増加は骨髄での赤血球産生の亢進の指標となる。

 網状赤血球内部には核の残留物であるRNAが含まれ、網状顆粒物質として存在している。通常のライト染色では大型の多染性赤血球として認められるが、超生体染色を行うと網状あるいは顆粒状に染め出される。通常は赤血球1,000個中における網状赤血球比率(‰; パーミル)として表示されている。

 網状赤血球数は、赤血球産生の亢進あるいは低下を反映して増減する。鉄欠乏性貧血や巨赤芽球性貧血の治療により赤血球数やヘモグロビン値に先立って増加するため、治療効果の早期判定に有用である。

 網状赤血球の増加を示す疾患としては、溶血性貧血、ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血、鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血などがあげられる。溶血性貧血では同時にみられる所見として赤血球寿命の短縮、間接型血清ビリルビンの増加、ハプトグロビンの低下等を伴う。網状赤血球が減少する疾患としては、急性白血病や再生不良性貧血があり、これらに関しては末梢血液所見と共に骨髄所見等による診断が必要となる。
高値を示す病態 
溶血性貧血、急性出血性貧血、鉄欠乏性貧血の回復期、巨赤芽球性貧血の治療時、摘脾後
低値を示す病態
再生不良性貧血、急性白血病
関連項目 白血球数(WBC), 赤血球数(RBC), ヘモグロビン(Hb), ヘマトクリット(Ht), 血小板数(PLT), 赤血球像, 血清鉄(Fe), 総鉄結合能(TIBC)[比色法], フェリチン,
容  器 
提出容器

ページを閉じる