検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2019年4月1日時点の情報です。

分野別:
入力コード 00043  統一コード 3F065 
項目名 遊離コレステロール(F-Cho)
cholesterol, free
実施料
11
判断料区分 生Ⅰ 
健康保険名称  遊離コレステロール 
検査方法
酵素法
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.5
01
冷蔵
報告所要日数
1~2日
基準値  
mg/dL

34~66

臨床的
意義 
総コレステロールと同時測定し、その比を見ることで、肝実質障害の程度を推定する指標。LCAT欠損でも上昇。
   血清中のコレステロールは、健常者では、約2/3が脂肪酸と結合したエステル型、約1/3が遊離型で存在する。エステル型になるためには、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用を受ける必要がある。LCATは肝で合成されるため、総コレステロールに対するエステル型の比率(コレステロール/エステル比)は、重症肝実質障害の指標として利用されている。

 したがって、エステル型コレステロールはLCAT欠損症はもとより、急性・慢性肝炎、肝硬変、閉塞性黄疸などにより低下し、エステル比もこれに伴って低下する。このほか遊離コレステロールは腸管からの吸収や異化、リポ蛋白代謝の速度等も反映している。

 エステル型コレステロール値は、総コレステロール値から遊離コレステロール値を差し引くことにより求められる。
異常を示す病態 
[エステル比低値の場合]
 肝硬変、閉塞性黄疸、ネフローゼ症候群、LCAT欠損症 など

[総コレステロール低値の場合]
 一次性・二次性低コレステロール血症
関連項目 総コレステロール(T-Cho), HDL-コレステロール(HDL-Cho), LDL-コレステロール(LDL-Cho), TG(中性脂肪), リン脂質(PL), β-リポ蛋白(β-LP), リポ蛋白(a)[Lp(a)], レムナント様リポ蛋白-コレステロール(RLP-コレステロール), アポ蛋白(アポリポ蛋白) A-I, アポ蛋白(アポリポ蛋白) A-II, アポ蛋白(アポリポ蛋白) B, アポ蛋白(アポリポ蛋白) C-II, アポ蛋白(アポリポ蛋白) C-III, アポ蛋白(アポリポ蛋白) E,
備  考

コレステロールエステル比

70~80 %

容  器 
提出容器

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