検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年4月2日時点の情報です。
ご注意下さい。

入力コード 25904  統一コード 3L240 
項目名 ルフィナミド
Rufinamide
実施料
[470]
判断料区分  
健康保険名称  イ 特定薬剤治療管理料1 抗てんかん剤 
検査方法
LC-MS/MS
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
03 → 02
凍結
検査材料備考

※EDTA血漿での受託も可能です。

報告所要日数
3~5日
有効治療濃度  
μg/mL
臨床的
意義 
てんかんの一種Lennox-Gastaut症候群に併用薬として使われる新薬。
薬剤により相互作用が異なるためTDMが有用。
  1. 作用機序と体内動態
 ルフィナミド(商品名イノベロン®)は、米国では2008年、日本では2013年に承認された抗てんかん薬である。
 他の抗てんかん薬で効果が認められないレノックス・ガストー症候群(Lennox-Gastaut Syndrome;LGS)に対する併用薬として用いられ、単独投与は承認されていない。LGSとは2種類以上の短い全般発作と、脳波では3Hzより遅い広汎性緩徐性棘徐波と睡眠時の全般性速波律動を示す、難治性のてんかん症候群である(詳細は成書参照)。
 本剤はトリアゾール骨格をもち、電位依存性Naチャネルの不活性化状態からの回復を遅延させる作用や、Na依存性活動電位の高頻度発火を抑制する作用を有することが認められているが、詳細な作用機序は明らかになっていない。
 カルバマゼピンやフェニトイン、プリミドン、フェノバルビタールがルフィナミドの血中濃度を低下させるが、バルプロ酸は逆に血漿中濃度を上昇させることが分かっており、併用には特に注意が必要である。
 健康成人にルフィナミド400mg を食後に単回経口投与した時の体内動態は、Cmax : 4.63 ± 0.90 μg/mL、Tmax : 3.00(2.00、6.00)時間、T1/2 : 10.14 ± 2.38時間とされている。(括弧内は最小値と最大値、インタビューフォームによる)
【主な商品名】イノベロン
主に用いられる疾患 
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないLennox-Gastaut症候群における強直発作及び脱力発作に対する抗てんかん薬との併用療法
副作用 
薬剤性過敏症症候群、皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson 症候群)など
ご注意

血中薬物検査のご依頼に当たっては、分離剤入り採血管は使用しないで下さい。測定値が分離剤の影響を受ける場合があります。

チャート 

主な薬物検査の採血時期

容  器  
採取容器
提出容器

ページを閉じる