検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年4月2日時点の情報です。
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入力コード 02942  統一コード 3M205 
項目名 サリチル酸(アスピリン)
Salicylic acid (Salicylate)
実施料
[470]
判断料区分  
健康保険名称  イ 特定薬剤治療管理料1 サリチル酸系製剤 
検査方法
酵素法
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
03 → 02
冷蔵
報告所要日数
2~3日
有効治療濃度  
μg/mL

抗リウマチ薬として

150~300

臨床的
意義 
代表的な解熱・鎮痛剤の血中濃度測定。
  1. 作用
 抗炎症作用(抗リウマチ作用):プロスタグランディン生合成抑制作用やさまざまな生体高分子との相互作用などにより抗炎症(抗リウマチ)作用を発現すると考えられている。

 鎮痛・解熱作用:プロスタグランディン生合成抑制、痛覚刺激によるインパルス発生の抑制、中枢神経系を抑制することによる中枢作用、発痛物質の活性抑制などにより作用を発現すると考えられる。

 1gを健康成人男子に単回経口投与後、主に小腸より速やかに吸収され約2時間後(サリチル酸として) 最高血中濃度に直し、半減期は2~5時間である。また胎盤を通過し母乳にも移行する。

2. 禁忌
 本剤またはサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者、消化性潰瘍のある患者、重篤な血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全のある患者、アスピリン喘息またはその既往歴のある患者には投与しない。

3. 採血時期
 次回投与直前(トラフ)。
【主な商品名】アスピリン、アストプレン、アセチルサリチル酸、ミニマックス、サンスポミン、セルボン、サリチゾン
【剤型】原末、顆粒、錠剤、坐剤
主に用いられる疾患 
関節リウマチ、リウマチ熱、変形性関節症、強直性脊椎炎、関節周囲炎、結合織炎、術後疼痛、歯痛症候性神経痛、関節痛、腰痛症、痛風による痛み、頭痛、急性上気道炎 など
副作用 
ショック、アナフィラキシー様症状、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、再生不良性貧血、喘息発作の誘発、血小板機能低下(出血時間の延長)、発疹、胃腸症状 など
関連項目 アセトアミノフェン, プロトロンビン時間(PT),
ご注意

採血時期につきましては、【主な薬物検査の採血時期】をご参照下さい。

血中薬物検査のご依頼に当たっては、分離剤入り採血管は使用しないで下さい。測定値が分離剤の影響を受ける場合があります。

チャート 

主な薬物検査の採血時期

容  器  
採取容器
提出容器

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