検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年10月1日時点の情報です。

入力コード 26310  統一コード 4A010 
項目名 成長ホルモン(GH)
growth hormone, serum
実施料
114
判断料区分 生Ⅱ 
健康保険名称  成長ホルモン(GH) 
検査方法
ECLIA
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
01
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値  
ng/mL

M 2.47 以下

F 0.13~9.88

(負荷前安静時)

臨床的
意義 
成長促進、蛋白同化、脂肪分解などを行う下垂体前葉ホルモン。分泌過剰で巨人症や末端肥大症、不足で小人症を発来。
   GHは下垂体前葉より放出されるペプチドホルモンで末梢組織に直接またはソマトメジンを介して成長促進、蛋白同化、脂肪分解などの生理作用を及ぼす。GHの分泌は日内変動のほか摂食、睡眠、ストレスなどにより大きく動揺を繰り返している(チャート欄参照)。 

 GHの大部分は睡眠中に分泌されるが、1日10回程度の脈動的分泌も存在する。

 GHの測定は下垂体前葉機能の診断に有用であり、末端肥大症、下垂体性巨人症など血中GH濃度が高値の場合、その診断および経過観察に用いられる。採血に当たっては、GH分泌が運動ストレス、食事(アミノ酸摂取)、エストロジェン投薬などにより促進され、ブドウ糖負荷、ソマトスタチンなどにより抑制されることを考慮する。GH低値の場合は、インスリン負荷、アルギニン負荷、L-ドーパ負荷、GRF負荷などの分泌刺激試験が行われる。
高値を示す病態 
末端肥大症、下垂体性巨人症、GH-RH産生腫瘍、尿毒症、神経性食思不振症
GH投与時の一部(脈動的分泌による高値を否定するため、複数回測定するか、尿中GHを併用)
低値を示す病態 
下垂体機能低下症、GH分泌不全性低身長症、肥満、甲状腺機能低下症、GH単独欠損症
下垂体性小人症(通常は分泌刺激試験を追加して診断に至る)
関連項目 ソマトメジン-C(IGF-I),
備  考

ヘパリン血漿も検査可。

チャート 

成長ホルモン24時間分泌パターン(成人健常者:血中)

容  器 
提出容器

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