検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2018年10月1日時点の情報です。

入力コード 00462  統一コード 5H010 
項目名 ABO式血液型
ABO blood type
実施料
未収載
判断料区分 免疫 
検査方法
カラム凝集法
検査材料
EDTA加血液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 EDTA加血液 2
13
冷蔵(凍結不可)
検査材料備考 (2Kまたは2Na)
報告所要日数
2~3日
臨床的
意義 
赤血球表面に存在する糖脂質抗原とその抗体から、A型、B型、AB型およびO型に分類する血液型の検査。
   ABO式血液型は、1900年にLandsteinerらにより発見された、赤血球膜表面に存在する糖脂質抗原である。A抗原およびB抗原は、抗Aおよび抗B抗体との反応によって検出され、その有無によりA型、B型、AB型およびO型に分類される。このように抗A・抗B抗体を用いて血球の抗原を検出する検査法を「おもて試験」という。

 一方、ヒトは血清中に赤血球の抗原と相補的な抗体を規則的に持つという特徴がある。このため血清中の抗Aおよび抗B抗体を、既知の抗原をもつA血球およびB血球によって検出し、型を同定することができる。これを「うら試験」という。

 ABO式血液型における抗原と抗体の組み合わせは以下の通りである。


 A型:赤血球にA抗原、血清中に抗B抗体をもつ

 B型:赤血球にB抗原、血清中に抗A抗体をもつ

 AB型:赤血球にA, B両方の抗原をもち、血清中にはどちらの抗体ももたない

 O型:赤血球にA, Bどちらの抗原もなく、血清中に抗A抗体、抗B抗体をもつ


 A抗原およびB抗原には通常よりも抗体との反応が弱い場合があり、亜型と呼ばれる。亜型は抗原の量が少ないため、抗体との反応による凝集が通常よりも弱いか起こらない。このため、判定には必ず「おもて試験」と「うら試験」の両者を併用すべきである。
出現頻度(日本人) 
A型 約37%(白人は約41%)
B型 約22%(白人は約 9%)
AB型 約 9%(白人は約 4%)
O型 約32%(白人は約46%)
関連項目 Rho(D)因子(Rh(D)血液型), Rh-Hr式血液型, 抗グロブリン試験 直接クームス試験, 抗グロブリン試験 間接クームス試験, 不規則性抗体,
備  考

ご依頼に際しては、検査の留意点(【血液型検査の留意点】)を必ずご覧下さい。

チャート 

血液型検査の留意点

容  器 
提出容器

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