検査項目解説検査項目解説

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入力コード 00530  統一コード 2A160 
項目名 赤血球像
red blood cell differentiation (erythrocyte fractionation)
実施料
未収載
判断料区分  
検査方法
目視法(鏡検)
検査材料
EDTA加血液 または 塗抹標本
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 EDTA加血液 2
13 ※チャート欄参照
冷蔵(凍結不可)
または
2 塗抹標本 3枚
20
常温
報告所要日数
2~3日
臨床的
意義 
赤血球の形態異常から、血液疾患の病態を鑑別する検査。
   末梢血液塗沫標本により、赤血球の大きさ、形態、染色性、封入物などを観察する検査である。各種貧血や、髄外造血などの血液疾患、寄生虫の有無などを評価できる。

 赤血球数やヘマトクリット、ヘモグロビン濃度から赤血球恒数が算出されるが、あくまで平均値であり、大小不同や形態異常はわからない。実際に検鏡することで、具体的な病態に迫ることができる。

 たとえば赤血球が破壊される病態では、破砕赤血球がよくみられる。高度の貧血では赤血球の大小不同がみられ、赤芽球が末血に出現する。赤血球の膜異常ではウニのような形態異常が、球状赤血球症では中央のくぼみがない特徴的な形態が認められる。鉛中毒では封入体が、マラリアやフィラリアなど寄生虫疾患では、稀ではあるが虫体が検出される場合もある。

 このように赤血球像は、貧血や多血症が認められた場合、必ず行うべき基本的な検査と位置付けられる。疾患との関連はチャート欄を参照されたい。
異常を示す病態 
各種貧血症(鉄欠乏性貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血など)、奇形赤血球症(球状赤血球、楕円赤血球症など)、肝胆道系疾患(標的赤血球など)、血液系悪性腫瘍 など
関連項目 ヘモグロビンF(胎児ヘモグロビン)(HbF), 白血球数(WBC), 赤血球数(RBC), ヘモグロビン(Hb), ヘマトクリット(Ht), 血小板数(PLT), 網状赤血球数(レチクロ), 白血球像,
チャート 

白血球像・赤血球像検査の留意点

赤血球像異常における解釈の仕方

容  器 
提出容器
 

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