WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 10 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

27629

グアナーゼguanase

3B125-0000-023-271

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

酵素法

IU/L

0.4~1.1

35

D007 12

生Ⅰ

4~5日

項目
コード
検査項目

27629

グアナーゼguanase

3B125-0000-023-271

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

酵素法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

IU/L

0.4~1.1

35

D007 12

生Ⅰ

4~5日

備考

  • 本検査は「*18」へ再委託をいたします.

診療報酬

  • 保険名称:血液化学検査/グアナーゼ
  • 実施料:35
  • 診療報酬区分:D007 12
  • 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

参考文献

杉山正康, 他: 臨床化学 12, 304, 1983.

検査項目解説

臨床的意義

肝疾患のスクリーニング検査である。肝炎の急性増悪期でASTやALTに先立って上昇し、高値を示す。

 グアナーゼは、分子量約10,000の酵素で、プリン体代謝物の核酸であるグアニンを脱アミノ化してキサンチンとアンモニアに分解する働きを持つ。肝臓や腎臓、脳に多く含まれているが、腎疾患や脳疾患での上昇はまれである。AST(GOT)のように筋肉にはほとんど含まれていないため、肝疾患により特異的であるとされている。

 C型肝炎などの非A非B肝炎の検査体制が整っていなかった時代には、その補助診断にグアナーゼがよく用いられていた。C型肝炎急性期や急性憎悪期ではASTやALTに先だって上昇し、また、これらが正常化した後も高値を持続することがあるため、現在でも補助診断として用いられることがある。

 また、グアナーゼは腎梗塞で上昇することがあるが頻度はそれほど高くはない。

 検体の取り扱いとして、凍結融解を繰り返すと失活するので注意を要する。

【高値を示す疾患】

急性肝炎慢性肝炎肝硬変症肝障害急性心筋梗塞腎梗塞ショック

関連疾患

I21.9.5:急性心筋梗塞 I20-I25:虚血性心疾患
N28.0.3:腎梗塞 N25-N29:その他の腎・尿管の疾患
R57.9.1:ショック R50-R69:全身症状・徴候
B17.9.3:急性肝炎 B15-B19:ウイルス性肝炎
K73.9.2:慢性肝炎 K70-K77:肝疾患
K74.6.13:肝硬変症 K70-K77:肝疾患
K76.9.4:肝障害 K70-K77:肝疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

フリーワード検索

複数ワードはスペース区切り:
ページトップへ

記載内容について