WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 7 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01354

α1アシドグリコプロテイン
1AG)

5C025-0000-023-061

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

42~93

2~5日

項目
コード
検査項目

01354

α1アシドグリコプロテイン
1AG)

5C025-0000-023-061

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

mg/dL

42~93

2~5日

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

参考文献

山下順香, 他: 医学と薬学 29, 1239, 1993.

検査項目解説

臨床的意義

急性相反応物質に属する糖タンパクである。半減期、急性期変動率が異なるCRPなどと同時測定し、炎症性疾患などの病態把握に用いる。

 α1アシドグリコプロテイン(α1AG)は、血清タンパク質の一種で、電気泳動上α1分画中に認められる分子量約40,000の糖タンパクである。糖含有量がきわめて多く、重量の約4割近くを占める。5本ある糖鎖の分子量は約2,400~3,100で、それぞれ異なる糖鎖構造をとっており、末端にはシアル酸が付着している。α1AGのシアル酸含量はきわめて多く、電気泳動上の不均一性は糖鎖構造の違いによるものとされている。

 α1AGは、C反応性蛋白(CRP)をはじめとする急性相反応物質(acute phase reactants)の一種である。急性相反応物質とは、組織の損傷や感染、急性の炎症に対して非特異的に急性相反応を誘起する物質の総称である。α1AGやCRPの他、α1アンチトリプシン(α1AT)、セルロプラスミン、ハプトグロビンなどが急性相反応物質に分類され、急性・慢性感染症、自己免疫性疾患、アレルギー性疾患などにより産生が亢進し、血中濃度が上昇する。また、α1AGには、プロジェステロンと結合し、失活させる作用が知られている。

 α1AGは主に肝臓で合成され、一部は単球、リンパ球、多核白血球で合成される。IgGやアルブミンなどに比べ血中半減期は短く、健常成人の血中のα1AGの半減期は約5.2日である。シアル酸含有量が多くなると半減期はさらに短くなり、急性相反応期では異化速度の亢進がみられるが、産生がそれ以上に亢進するため血中濃度は上昇する。

 なお、α1AGには、午後10時から午前8時頃に低値を示す日内変動があるといわれているが、その機序は明らかではない。

【高値を示す疾患】

感染症悪性腫瘍膠原病

【低値を示す疾患】

慢性肝炎肝硬変症肝障害ネフローゼ症候群

関連疾患

B99-B99:感染症 B99-B99:感染症
C80.9.7:悪性腫瘍 C76-C80:その他の部位不明腫瘍
M35.9.3:膠原病 M30-M36:全身性結合組織疾患
K73.9.2:慢性肝炎 K70-K77:肝疾患
K74.6.13:肝硬変症 K70-K77:肝疾患
K76.9.4:肝障害 K70-K77:肝疾患
N04.9.3:ネフローゼ症候群 N00-N08:糸球体疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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