WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。
『その他の腫瘍』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20135 |
ALP |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
IFCC標準化対応法 | U/L 38~113 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00184 |
アデノシンデアミナーゼ 〈血清〉 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | U/L 8.6~20.5 |
32 D007 11 生Ⅰ |
2~3日 |
00067 |
アデノシンデアミナーゼ 〈胸水〉 |
|
02 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | U/L |
32 D007 11 生Ⅰ |
2~3日 |
01158 |
ケトン体分画 〈静脈血〉ketone bodies, fractionation3E045 脂肪酸の分解産物であり、静脈血中では糖尿病の重症化に伴うケトアシドーシスで高値を示す。 |
冷遠
|
01 ↓
02 |
4週 凍-70℃以下 |
酵素法 | μmol/L |
59 D007 19 生Ⅰ |
2~3日 |
01565 |
ビタミンB12 |
遠心
|
01 ↓
02 |
12週 凍 |
CLIA | pg/mL 233~914 |
136 D007 39 生Ⅰ |
2~3日 |
グルコース負荷試験ブドウ糖液を内服して、一定時間ごとに血糖値を測定する検査である。空腹時血糖とともに、糖尿病診断のための基本的な検査である。 |
複数検体
|
04 |
冷蔵凍結不可 |
酵素法 | mg/dL 正常域 空腹時値 110 未満 |
管理料[200] D288 1 |
1~2日 |
|
25717 |
イマチニブimatinib3M750 チロシンキナーゼを阻害する抗がん剤である。CMLや一部のALL、GISTの治療に用いられる。腫瘍崩壊症候群に注意し、血清中電解質濃度および腎機能検査を行う。 |
遠心
または
遠心
|
14 ↓
02
03 ↓
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~6日 |
00910 |
プロラクチン |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL M 3.58~12.78 |
98 D008 6 生Ⅱ |
2~3日 |
02996 |
コルチゾール 〈血漿〉cortisol4D040 ACTHにより調節され、主に副腎皮質束状層から分泌される糖質コルチコイドである。大きな日内変動を持つ。 |
遠心
|
14 ↓
02 |
12週 冷蔵 |
CLIA | μg/dL 3.7~19.4 |
包括121 D008 14 生Ⅱ |
2~3日 |
12644 |
コルチゾール 〈尿〉cortisol, unconjugated4D045 血中コルチゾールの欠点である日内変動を補う検査である。一日トルエン蓄尿して尿中排泄量を定量する。 |
|
25 |
14日 冷蔵 |
CLIA | μg/day 5.5~66.7 |
包括121 D008 14 生Ⅱ |
2~4日 |
01220 |
インスリン |
溶血不可
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | μU/mL 1.7~10.4 |
100 D008 8 生Ⅱ |
2~3日 |
02995 |
C-ペプタイド 〈血清〉 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL 0.6~1.8 |
包括105 D008 12 生Ⅱ |
2~3日 |
01090 |
C-ペプタイド 〈尿〉 |
または
|
指定容器
16
指定容器
16 |
12週 凍
12週 凍 |
CLIA | μg/day 20.1~155 |
包括105 D008 12 生Ⅱ |
2~3日 |
27660 |
膵グルカゴン |
溶血不可
冷遠
|
08 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 5.4~55.0 |
包括150 D008 23 生Ⅱ |
3~9日 |
07778 |
WT1 mRNA定量 〈血液〉WT1 (Wilms tumor 1)8C505 AMLやMDSにおいて高い発現量を示すWT1遺伝子を定量する検査である。モニタリングマーカーとして早期の再発診断や予後判定に有用である。 |
開栓厳禁
|
89 |
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA |
2520 D006-9 遺染 |
3~5日 |
07985 |
WT1 mRNA定量 〈骨髄液〉WT1 (Wilms tumor 1)8C505 AMLやMDSにおいて高い発現量を示すWT1遺伝子を定量する検査である。モニタリングマーカーとして早期の再発診断や予後判定に有用である。 |
開栓厳禁
|
指定容器 22 |
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA |
2520 D006-9 遺染 |
3~5日 |
45846 |
RUNX1::MECOM mRNA定量解析 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
45854 |
DEK::NUP214 mRNA定量解析 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
45564 |
FLT3-ITD変異解析FLT3 (fms related tyrosine kinase 3)8C071 FLT3は主に幼若造血細胞表面に発現する受容体型チロシンキナーゼの一種で、本変異はAMLにおける予後不良因子である。 |
開栓厳禁
または
|
13
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
PCR法 | 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~10日 |
45769 |
JAK2 p.V617F変異相対定量解析JAK2 (Janus kinase 2)8C491 骨髄増殖性腫瘍のカテゴリーに包括されるPV、ET、PMFで認められる変異であるJAK2遺伝子のp.V617Fを調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
|
13
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
アレル特異的定量PCR法 | 陰性 |
2504 D006-16 遺染 |
4~10日 |
45641 |
CALR変異解析CALR (calreticulin)8C493 ETやPMFに認められるCALR遺伝子の変異の有無を調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
|
13
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~10日 |
45638 |
MPL p.W515L/K変異解析MPL (myeloproliferative leukemia virus oncogene)8C492 ETおよびPMFに関連するMPL遺伝子のp.W515Lおよびp.W515Kの有無を判定する検査である。 |
開栓厳禁
または
|
13
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~10日 |
45416 |
消化管間葉系腫瘍(GIST)KIT変異解析 |
または
|
30
27 |
常温
凍-70℃以下 |
ダイレクトシークエンス法 | 検出せず |
包括2100 D004-2 1イ(2) 遺染 |
11~17日 |
45419 |
消化管間葉系腫瘍(GIST)PDGFRA変異解析PDGFRA (platelet derived growth factor receptor alpha)8C041 GISTの原因となる遺伝子変異を調べる検査である。治療抵抗性の遺伝子変異や治療後の2次耐性変異などが存在することから、投薬治療前にこれら遺伝子変異の確認が重要となる。 |
または
|
30
27 |
常温
凍-70℃以下 |
ダイレクトシークエンス法 | 検出せず |
11~17日 |
|
05798 |
多発性内分泌腫症1型 MEN1解析 |
開栓厳禁
|
13 |
冷蔵 |
ダイレクトシークエンス法 | 5000 D006-4 2 遺染 |
11~17日 |
|
45591 |
RETシングルサイト解析RET (ret proto-oncogene)8C061 MEN2の病因であるRET遺伝子変異が認められた血縁者と同じ遺伝子のバリアントの有無を調べる検査である。 |
開栓厳禁
|
13 |
冷蔵 |
ダイレクトシークエンス法 | 11~17日 |
||
05174 |
RUNX1 [21q22転座解析] |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
03827 |
KMT2A [11q23転座解析] |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
45586 |
GATA2::MECOM |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
00460 |
7染色体 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
00476 |
8染色体 [8トリソミー]chromosome 88B380 先天性異常の他にAMLやMDS、CMLに高頻度に認められる8番染色体の数的異常を、FISH法で調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
05579 |
IRF1 [5q31欠失解析]del(5q31) : IRF18B353 がん抑制遺伝子のひとつである。MDSやAMLでは高頻度で異常が認められ、その座位である5番染色体の長腕欠失(5q-)を調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
05540 |
D20S108 [20q12欠失解析]del(20q12) : D20S1088B504 MDSの病因のひとつである20番染色体長腕(20q12)の欠失を、FISH法により調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
45587 |
FGFR1 [8p11.2転座解析]t(8p12):FGFR18B386 FGFR1遺伝子の再構成をFISH法により調べる検査である。治療法の選択に有用である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
07994 |
TP53 [17p13.1欠失解析]del(17p13) : TP538B475 MDSやMMなどの造血器腫瘍にみられる17p13.1領域の欠失を調べる検査であり、治療方針の選択に重要である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
45607 |
FIP1L1::PDGFRA融合遺伝子解析del(4q12) : FIP1L1-PDGFRA fusion8B345 HESやCELでみられるFIP1L1::PDGFRA融合遺伝子をFISH法により調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 3105 D006-11 遺染 |
5~7日 |
|
00554 |
血小板数 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
電気抵抗検出法 | ×104/μL 14.0~34.0 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00553 |
骨髄像 |
|
20 |
常温 |
ライト・ギムザ染色 | 788 D005 14 血液 |
7~14日 |
|
03607 |
血液塗抹標本 PAS染色periodic acid-Schiff stain2A200 血液または骨髄塗抹標本を用いてPAS染色を行う検査である。多糖類や糖タンパクが染色され、赤白血病やリンパ系悪性腫瘍で異なる染色パターンを示す。 |
|
20 |
常温 |
McManus変法 | 各37加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
|
01306 |
血液塗抹標本 ALP染色leukocyte alkaline phosphatase stain2A180 末梢血の塗抹標本を用いてALP染色し、NAPスコアを算出する検査である。成熟好中球で陽性となりCMLで低値をとる。 |
|
20 |
常温 |
朝長法 | 各37加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
|
04171 |
骨髄液塗抹標本 PAS染色periodic acid-Schiff stain2A200 血液または骨髄塗抹標本を用いてPAS染色を行う検査である。多糖類や糖タンパクが染色され、赤白血病やリンパ系悪性腫瘍で異なる染色パターンを示す。 |
|
20 |
常温 |
McManus変法 | 各60加算 D005 14注 血液 |
2~4日 |
|
01131 |
フォン・ウィルブランド因子定量 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | % 50~150 |
包括147 D006 20 血液 |
2~5日 |