WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00009

FAX

AST
(GOT)

3B035-0000-023-272

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

JSCC標準化対応法

U/L

10~40

包括17

D007 3

生Ⅰ

1~2日

項目
コード
検査項目

00009

FAX

AST
(GOT)

3B035-0000-023-272

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

JSCC標準化対応法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

U/L

10~40

包括17

D007 3

生Ⅰ

1~2日

備考

項目

  • チャート参照:緊急報告対象項目とその基準

検体

  • 溶血検体は高値を示す場合があります。
  • チャート参照:生化学検査・免疫血清学検査などにおいて、多項目同時依頼の際の必要血清量は、[0.45 + (0.05 x 依頼項目数)]mLが目安となります。

参考

  • チャート参照:透析管理料の対象項目です。
  • チャート参照:手術前管理料の対象項目です。
  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

診療報酬

  • 保険名称:血液化学検査/アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)
  • 実施料:包括17
  • 診療報酬区分:D007 3
  • 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)

チャート

緊急報告対象項目とその基準
多項目同時依頼の血清量目安(生化学検査・免疫血清学検査)

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

参考文献

日本臨床化学会: 臨床化学 18, 226, 1989.

検査項目解説

臨床的意義

肝障害の病勢指標に用いられる代表的な肝機能検査である。

 アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST(GOT))は、ピリドキサールリン酸を補酵素とするアミノ基転移酵素である。肝臓,骨格筋,心筋,腎臓,赤血球など多くの臓器組織細胞中に含まれ、これらの細胞が障害を受けることで血中に逸脱する。

 ASTは相対的には肝臓に最も多く含まれるため、主に肝疾患の診断に用いられている。しかし、ALT(GPT)が肝特異的であるのに対し、ASTは骨格筋や心筋疾患、溶血性疾患でも上昇をみるため、肝特異的な酵素ではない。したがって、AST単独による肝疾患の鑑別診断は難しいが、AST/ALT比を考慮することにより特異性は向上する。

 骨格筋からの逸脱があるため、筋肉運動を行うと高値になることがある。

【高値を示す疾患】

劇症肝炎ウイルス性肝炎肝癌アルコール性肝炎薬物性肝障害慢性肝炎肝硬変症肝障害

関連疾患

B19.0.1:劇症肝炎 B15-B19:ウイルス性肝炎
B19.9.2:ウイルス性肝炎 B15-B19:ウイルス性肝炎
C22.0.1:肝癌 C15-C26:消化器腫瘍
K70.1.1:アルコール性肝炎 K70-K77:肝疾患
K71.9.2:薬物性肝障害 K70-K77:肝疾患
K73.9.2:慢性肝炎 K70-K77:肝疾患
K74.6.13:肝硬変症 K70-K77:肝疾患
K76.9.4:肝障害 K70-K77:肝疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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