WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 3 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

06945

ALPアイソザイム

3B080-0000-023-233

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

項目
コード
検査項目

06945

ALPアイソザイム

3B080-0000-023-233

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

%

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

備考

基準

  • チャート参照:「アイソザイム」基準値/活性値換算基準値(参考基準値)

参考

  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

診療報酬

  • 保険名称:血液化学検査/ALPアイソザイム
  • 実施料:48
  • 診療報酬区分:D007 14
  • 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)

チャート

「アイソザイム」基準値/活性値換算基準値(参考基準値)

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

参考文献

井出純子, 他: 日臨検自動化会誌 28, 364, 2003.

検査項目解説

臨床的意義

ALP総活性が異常高値の場合、由来臓器の推定に用いられる検査である。健常成人では2型、小児は3型が主体となっている。

 アルカリフォスファターゼ(ALP)は肝臓,骨,胎盤,小腸など生体の細胞膜に広く分布し、アルカリ側のpHでさまざまなリン酸化合物を分解する酵素である。

 このようにALPは、糖鎖構造の違いから数種類の異なる臓器に由来するアイソザイムが存在するため、ALPで異常値がみられた場合はアイソザイム検査を行い、由来臓器を検索する。(ALPの項参照)

 以下に各ALPアイソザイムの由来臓器と病態を列挙する。

[ALP1]

  • 肝由来(胆道の閉塞性疾患や肝疾患で高値を示す)
[ALP2]
  • 肝由来(通常成人の主体ALP)
[ALP3]
  • 骨由来(骨腫瘍などで高値を示す)
[ALP4]
  • 胎盤由来(妊娠時や一部悪性腫瘍で出現する)
[ALP5]
  • 小腸由来(血液型がB型、O型の患者に多く出現する)
[ALP6]
  • 免疫グロブリン結合型(潰瘍性大腸炎などで認められる場合がある)

【高値を示す疾患】

[2型]
肝疾患胆管炎
[3型]
骨の密度・構造の疾患
[4型]
妊娠
[5型]
肝硬変症

備考

  • チャート参照:ALPアイソザイムの分画パターン

関連疾患

K70-K77:肝疾患 K70-K77:肝疾患
K83.0:胆管炎 K80-K87:胆嚢・胆管・膵の疾患
M80-M85:骨の密度・構造の疾患 M80-M85:骨の密度・構造の疾患
Z33.1:妊娠 Z30-Z39:妊娠による影響
K74.6.13:肝硬変症 K70-K77:肝疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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