WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

『骨の密度・構造の疾患』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

06945

ALPアイソザイムalkaline phosphatase isoenzymes

3B080

ALP総活性が異常高値の場合、由来臓器の推定に用いられる検査である。健常成人では2型、小児は3型が主体となっている。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

27769

25-OHビタミンD [ビタミン]
[くる病]
25-hydroxy vitamin D3

3G065

総ビタミンD量のことである。ヒトをはじめとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンのひとつである。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

27425

25-OHビタミンD(Total) [ビタミン]
[骨粗鬆症]
25-hydroxy vitamin D3

3G065

骨粗鬆症患者の骨折・転倒・骨密度低下のリスク評価、薬剤治療方針の決定・効果予測に有用とされる検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

ビタミンD欠乏 20.0 未満
ビタミンD不足 20.0~29.9

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

26225

25-OHビタミンD分画 [ビタミン]25-hydroxy vitamin D, fractionation

3G066

ビタミンDの代謝産物でありVD2とVD3に分画し測定される検査である。骨形成に関与し、不足するとくる病や骨軟化症となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

D2 12.1 以下
D3 5.5~41.4

6~12日

00869

1α,25-(OH)2ビタミンD [ビタミン]1,25-dihydroxy vitamin D3

3G070

最も生理活性が強いビタミンDである。血中カルシウム濃度を上げる働きを持つ。

血液
3

遠心

血清
1

01

02

 

 

RIA(二抗体法)

pg/mL

20~60

388

D007 63

生Ⅰ

3~6日

30304

オステオカルシン
(BGP)
osteocalcin

4Z280

骨芽細胞により合成されるタンパク質である。骨疾患において骨の代謝回転状態を把握する指標となる。

溶血不可

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

01

 

02

 

 

 

4週

FEIA

ng/mL

8.3~32.7

包括157

D008 26

生Ⅱ

2~5日

05215

骨型アルカリフォスファターゼ
(BAP)
bone-specific alkaline phosphatase

3B072

ALPアイソザイムの3型に相当する骨由来のALPである。がんの骨転移や骨粗鬆症など骨疾患で上昇し、食事の影響を受けにくい。

血液
1

遠心

血清
0.3

01

02

 

 

CLEIA

μg/L

M 3.7~20.9
F 閉経前 2.9~14.5
閉経後 3.8~22.6

包括157

D008 26

生Ⅱ

2~3日

25990

total P1NP
(Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド)
type 1 procollagen N-terminal propeptide

5C120

骨組織に大量に存在するI型コラーゲン前駆体の代謝産物を測定する検査である。骨形成の早期マーカーとして、骨粗鬆症治療薬の効果判定に用いられる。

溶血不可

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

 

01

 

 

 

5日

冷蔵

ECLIA

μg/L

M(30~83歳) 18.1~74.1
F閉経前(30~44歳) 16.8~70.1
閉経後(45~79歳) 26.4~98.2

包括160

D008 28

生Ⅱ

2~3日

12205

Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド
(NTX)[骨粗鬆症]
type 1 collagen cross-linked N-terminal telopeptide

5C123

骨基質の分解産物を測定する検査である。骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など、骨吸収が亢進する疾患の経過観察に有用な検査である。

 

尿(早朝2番尿)
1.5

 

25

14日

冷蔵

CLEIA

nmol BCE/mmol・Cr

M 13.0~66.2
F 閉経前 9.3~54.3
閉経後 14.3~89.0

包括156

D008 25

生Ⅱ

3~4日

02880

TRACP-5btartrate-resistant acid phosphatase 5b

3B222

破骨細胞が分泌する酸性フォスファターゼの一種である。破骨細胞の数を反映し、骨吸収活性のマーカーに用いられる。

単独検体

血液
1

遠心

血清
0.3

 

01

02

 

 

 

EIA

mU/dL

M 170~590
F(YAM) 120~420

包括156

D008 25

生Ⅱ

2~3日

13363

デオキシピリジノリン
(DPD)[骨粗鬆症]
deoxypyridinoline

5C146

骨基質の代謝産物を測定する検査である。骨量減少を来す代謝性疾患やがんの骨転移で尿中濃度が上昇する。

 

尿(早朝2番尿)
1.5

 

25

7日

冷蔵

CLEIA

nmol/mmol・Cr

包括191

D008 39

生Ⅱ

2~4日

26734

低カルボキシル化オステオカルシン
(ucOC)
undercarboxylated osteocalcin

4Z282

ビタミンKが不足した場合に血中に放出される正常な機能を持たないオステオカルシンを測定する検査である。骨密度とは異なる骨折リスク因子である。

溶血不可

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

01

 

02

 

 

 

1カ月

CLEIA

ng/mL

4.50 未満

包括154

D008 24

生Ⅱ

3~5日

27769

25-OHビタミンD [副甲状腺]
[くる病]
25-hydroxy vitamin D3

3G065

総ビタミンD量のことである。ヒトをはじめとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンのひとつである。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

27425

25-OHビタミンD(Total) [副甲状腺]
[骨粗鬆症]
25-hydroxy vitamin D3

3G065

総ビタミンD量のことである。ヒトをはじめとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンのひとつである。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

ビタミンD欠乏 20.0 未満
ビタミンD不足 20.0~29.9

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

26225

25-OHビタミンD分画 [副甲状腺]25-hydroxy vitamin D, fractionation

3G066

ビタミンDの代謝産物でありVD2とVD3に分画し測定される検査である。骨形成に関与し、不足するとくる病や骨軟化症となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

D2 12.1 以下
D3 5.5~41.4

6~12日

00869

1α,25-(OH)2ビタミンD [副甲状腺]1,25-dihydroxy vitamin D3

3G070

最も生理活性が強いビタミンDである。血中カルシウム濃度を上げる働きを持つ。

血液
3

遠心

血清
1

01

02

 

 

RIA(二抗体法)

pg/mL

20~60

388

D007 63

生Ⅰ

3~6日

27690

FGF23fibroblast growth factor 23

4Z323

主に骨細胞から分泌される血中リン濃度調節に中心的役割を果たすペプチドホルモンである。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

30日

CLEIA

pg/mL

30 未満

788

D007 65

生Ⅰ

3~5日

13367

デオキシピリジノリン
(DPD)
deoxypyridinoline

5C146

骨基質の代謝産物を測定する検査である。骨量減少を来す代謝性疾患やがんの骨転移で尿中濃度が上昇する。

 

尿
1.5

 

25

7日

冷蔵

CLEIA

nmol/mmol・Cr

M 2.1~5.4
F 2.8~7.6

包括191

D008 39

生Ⅱ

2~4日

12201

Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド
(NTX)
type 1 collagen cross-linked N-terminal telopeptide

5C123

骨基質の分解産物を測定する検査である。骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など、骨吸収が亢進する疾患の経過観察に有用な検査である。

 

尿
1.5

 

25

14日

冷蔵

CLEIA

nmol BCE/mmol・Cr

骨吸収亢進の指標 55 以上
副甲状腺摘出術の適応 200 以上
悪性腫瘍の骨転移の指標 100 以上

包括156

D008 25

生Ⅱ

3~4日

05252

インターロイキン-1β
(IL-1β)
interleukin-1 beta

5J062

主に単球・マクロファージ系の細胞から産生されるサイトカインである。多くの免疫担当細胞に多彩な生理活性を及ぼす。炎症性疾患で高値となる。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

0.928 以下

05255

インターロイキン-6
(IL-6)
interleukin-6

5J130

B細胞の分化誘導因子として発見された。さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与しており高値となる。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLEIA

pg/mL

2.41 以下

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