WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 3 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00029

膵アミラーゼ 〈尿〉

3B175-0000-001-271

 

尿
0.5

 

25

1週

冷蔵

阻害抗体法

U/L

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

項目
コード
検査項目

00029

膵アミラーゼ 〈尿〉

3B175-0000-001-271

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

 

尿
0.5

 

25

1週

冷蔵

阻害抗体法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

U/L

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

備考

参考

  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

診療報酬

  • 保険名称:血液化学検査/アミラーゼアイソザイム
  • 実施料:48
  • 診療報酬区分:D007 14
  • 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)

実施料は、「アミラーゼアイソザイム」としての算定となります。

容器

容器番号25:尿一般容器

  • 容量: 10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 尿一般検査

検査項目解説

臨床的意義

膵臓、唾液腺から分泌される消化酵素を測定する検査である。膵臓、唾液腺の炎症性疾患の診断に重要である。

 アミラーゼは、デンプンを分解する酵素である。血中のアミラーゼには、分子量約54,000~60,000の膵臓由来のP型のアイソザイムと分子量約56,000~65,000の唾液腺由来のS型のアイソザイムが存在する。

 急性膵炎では、発症後24時間以内に、急速に血中にP型アミラーゼが増加したのち、時間の経過とともに尿中に移行し、回復すれば数日で基準値に戻る場合が多い。

 尿中アミラーゼは、血清アミラーゼ値と並行することが多いが、血清よりも高値が長く続くため、急性膵炎が疑われ血清アミラーゼの上昇が明らかでない症例や、血清アミラーゼが正常化した後の経過観察に有効である。

 マクロアミラーゼは、アミラーゼが免疫グロブリン(主にIgG,IgA)と結合し高分子化したものである。腎臓での排泄が低下するため、尿中アミラーゼは正常でも血中アミラーゼは高値を示す。また、尿中への排泄の低下に従いアミラーゼ・クレアチニンクリアランス比(ACCR)が1 %以下と著しい低値を示す。

[アミラーゼ・クレアチニンクリアランス比]

ACCR(%)
=100×(尿中Amy×血中Cre)÷(血中Amy×尿中Cre)

【高値を示す疾患】

唾液腺炎急性膵炎慢性膵炎

関連疾患

K11.2.14:唾液腺炎 K00-K14:口腔・唾液腺・顎の疾患
K85.9.5:急性膵炎 K80-K87:胆嚢・胆管・膵の疾患
K86.1.9:慢性膵炎 K80-K87:胆嚢・胆管・膵の疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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