WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

グルコース負荷試験

複数検体

NaF加血液
2

 

04

 

冷蔵凍結不可

酵素法

mg/dL

正常域 空腹時値 110 未満
2時間値 140 未満
糖尿病域 空腹時値 126 以上
2時間値 200 以上

管理料[200]

D288 1

1~2日

項目
コード
検査項目

グルコース負荷試験

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

複数検体

NaF加血液
2

 

04

 

冷蔵凍結不可

酵素法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

mg/dL

正常域 空腹時値 110 未満
2時間値 140 未満
糖尿病域 空腹時値 126 以上
2時間値 200 以上

管理料[200]

D288 1

1~2日

備考

項目

  • チャート参照:型の判定(1時点での高血糖の存在確認)
  • チャート参照:糖尿病の診断(慢性的な高血糖の存在確認)

検体

  • 複数検体でご提出ください。

基準

  • チャート参照:妊娠中の糖代謝異常と診断基準

参考

  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

診療報酬

  • 保険名称:糖負荷試験/常用負荷試験(血糖及び尿糖検査を含む。)
  • 実施料:管理料[200]
  • 診療報酬区分:D288 1

チャート

型の判定(1時点での高血糖の存在確認)
糖尿病の診断(慢性的な高血糖の存在確認)
妊娠中の糖代謝異常と診断基準

容器

容器番号04:グルコース・HbA1c用容器

  • 採取量: 2mL
  • 添加剤: NaF,EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: グルコース,HbA1c

参考文献

種瀬富男: 負荷試験, 152, 医学書院, 東京, 1972.

検査項目解説

臨床的意義

ブドウ糖液を内服して、一定時間ごとに血糖値を測定する検査である。空腹時血糖とともに、糖尿病診断のための基本的な検査である。

 グルコース負荷試験(oral glucose tolerance test:OGTT)は、75 gのブドウ糖液(トレーランGなど)を経口負荷して、血糖値の変化やインスリン分泌能力を診断する検査である。以前は50 gまたは100 g負荷が行われていたが、現在は75 gが世界的標準となっている。

 現在、一般的に糖尿病はHbA1cでスクリーニングされ、随時血糖値や空腹時血糖値で基準に照らして診断されるが、グルコース負荷試験(OGTT)はこの基準を満たさない場合、または判断がつきにくい場合、さらに糖尿病の診断がついていても、現在のインスリンの分泌能など病態の把握が必要な場合に用いられる。

 常用負荷試験による75 gOGTTの施行法はトレーランG、またはブドウ糖75 gを250~350 mLの水に溶解したものを経口投与し、負荷前,負荷30分,60分,90分,120分後など一定時間ごとに採血をする。施行前日は多量の飲酒や過度の運動は避け、テスト終了まで水以外の摂取は行わない。

【高値を示す疾患】

インスリノーマグルカゴノーマ糖尿病

備考

  • チャート参照:グルコース・乳酸・ピルビン酸の代謝経路

関連疾患

D37.7.1:インスリノーマ D37-D48:その他の腫瘍
D37.7.3:グルカゴノーマ D37-D48:その他の腫瘍
E14.91:糖尿病 E10-E14:糖尿病
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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