WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。
『糖尿病』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
04107 |
尿中アルブミンalbumin3A015 試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量する。腎糸球体障害、特に糖尿病性腎症の早期発見に有用である。 |
|
25 |
8週 冷蔵 |
TIA | mg/day 22.0 以下 |
99 D001 9 尿便 |
2~3日 |
04107 |
尿中アルブミン |
|
25 |
8週 冷蔵 |
TIA | mg/g・Cr 13.6 以下 |
99 D001 9 尿便 |
2~3日 |
00014 |
コリンエステラーゼ |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
p-ヒドロキシベンゾイルコリン法 | U/L M 234~493 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00016 |
CK |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
JSCC標準化対応法 | U/L M 60~270 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
26594 |
トリプシンtrypsin3B185 膵臓にのみ存在するタンパク質分解酵素である。膵機能検査として特異性が高い検査である。 |
遠心
|
01 |
3週 冷蔵 |
EIA | ng/mL 100~550 |
189 D007 49 生Ⅰ |
3~5日 |
00746 |
NAGN-acetyl-beta-D-glucosaminidase3B330 前立腺および腎臓に含まれる加水分解酵素であり、腎移植後の経過観察や上部尿路感染の指標となる検査である。 |
|
25 |
1週 冷蔵 |
人工基質MPT法 | U/L 11.5 以下 |
41 D001 5 尿便 |
2~3日 |
01370 |
グルコース |
|
04 |
1週 冷蔵凍結不可 |
酵素法 | mg/dL 70~109 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
05121 |
グリコアルブミン |
溶血不可
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | % 12.3~16.5 |
55 D007 17 生Ⅰ |
1~2日 |
03000 |
HbA1c(NGSP) <酵素法>hemoglobin A1c(NGSP)3D046 糖が非酵素的に結合したヘモグロビンである。糖尿病患者における過去1~3カ月の長期血糖コントロールの指標となる。 |
|
04 |
1週 冷蔵凍結不可 |
酵素法 | % 4.6~6.2 |
49 D005 9 血液 |
1~3日 |
03610 |
1,5-アンヒドログルシトール |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
酵素法 | μg/mL 14.0 以上 |
80 D007 21 生Ⅰ |
1~2日 |
01528 |
乳酸lactate3E010 LDHによりピルビン酸から産生される解糖系の最終代謝産物であり、乳酸アシドーシスで高値になる。 |
遠心
|
指定容器
06 |
4週 凍 |
酵素法 | mg/dL 3.7~16.3 |
47 D007 13 生Ⅰ |
2~3日 |
01529 |
ピルビン酸pyruvate3E015 解糖系代謝経路の中間体であり、低酸素血症や各種臓器の代謝状態を表す。 |
遠心
|
指定容器
06 |
4週 凍 |
酵素法 | mg/dL 0.30~0.90 |
47 D007 13 生Ⅰ |
2~3日 |
01158 |
ケトン体分画 〈静脈血〉ketone bodies, fractionation3E045 脂肪酸の分解産物であり、静脈血中では糖尿病の重症化に伴うケトアシドーシスで高値を示す。 |
冷遠
|
01 ↓
02 |
4週 凍-70℃以下 |
酵素法 | μmol/L |
59 D007 19 生Ⅰ |
2~3日 |
00041 |
TG |
遠心
|
01 |
4日 冷蔵 |
酵素法(遊離グリセロール消去法) | mg/dL 30~149 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00039 |
総コレステロール |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | mg/dL 120~219 |
包括17 D007 3 生Ⅰ |
1~2日 |
00108 |
HDL-コレステロール |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
酵素法(直接法) | mg/dL M 40~85 |
包括17 D007 3 生Ⅰ |
1~2日 |
01995 |
LDL-コレステロール |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
酵素法(直接法) | mg/dL 65~139 |
包括18 D007 4 生Ⅰ |
1~2日 |
02591 |
リポ蛋白(a) |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/dL 30.0 以下 |
107 D007 27 生Ⅰ |
1~2日 |
04781 |
レムナント様リポ蛋白-コレステロール |
遠心
|
01 |
5日 冷蔵凍結不可 |
酵素法 | mg/dL 7.5 以下 |
174 D007 44 生Ⅰ |
1~2日 |
01640 |
亜鉛 〈血清〉 |
溶血不可
遠心
|
01 |
18日 冷蔵 |
比色法 | μg/dL 80~130 |
132 D007 37 生Ⅰ |
2~3日 |
01641 |
亜鉛 〈尿〉 |
単独検体
|
指定容器
59 |
4週 冷蔵 |
原子吸光法 | μg/L 64~947 |
132 D007 37 生Ⅰ |
3~6日 |
01642 |
アセトン 〈血清〉acetone3E060 飢餓・絶食、および糖尿病において、血中・尿中に増加するケトン体を測定する検査である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
15日 凍 |
GC | μg/mL 5 未満 |
4~6日 |
|
04817 |
アセトン 〈尿〉acetone3E060 飢餓・絶食、および糖尿病において、血中・尿中に増加するケトン体を測定する検査である。 |
|
25 |
15日 凍 |
GC | μg/mL 5 未満 |
4~6日 |
|
00521 |
浸透圧 〈血清〉osmotic pressure3H045 脱水や昏睡状態時に必須の体液恒常性の指標であり、水分摂取や尿濃縮能を反映する。尿量、発汗量により調節される。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
氷点降下法 | mOsm/kg・H2O 275~290 |
15 D005 3 血液 |
2~3日 |
グルコース負荷試験ブドウ糖液を内服して、一定時間ごとに血糖値を測定する検査である。空腹時血糖とともに、糖尿病診断のための基本的な検査である。 |
複数検体
|
04 |
冷蔵凍結不可 |
酵素法 | mg/dL 正常域 空腹時値 110 未満 |
管理料[200] D288 1 |
1~2日 |
|
12901 |
クロザピン3L304 クロザピンは、治療抵抗性統合失調症に有効性を示す抗精神病薬である。血中動態は個人差が大きいため血中濃度が測定される。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
01006 |
アンジオテンシンⅠ転換酵素 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
笠原法 | IU/L 7.7~29.4 |
136 D007 39 生Ⅰ |
1~2日 |
01220 |
インスリン |
溶血不可
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | μU/mL 1.7~10.4 |
100 D008 8 生Ⅱ |
2~3日 |
13137 |
インスリン抗体 [膵・消化管]insulin autoantibody5G360 糖尿病のインスリン療法時の治療抵抗性を見るために行われる検査である。インスリンが異常値の場合も存在が疑われる。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
RIA | U/mL 0.4 未満 |
107 D014 6 免疫 |
3~6日 |
26561 |
抗GAD抗体 [膵・消化管]anti-glutamic acid decarboxylase antibody5G340 膵ランゲルハンス島由来分子に対する自己抗体を測定する検査である。IDDMの診断に役立ち、NIDDMとの鑑別に有用な検査である。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
EIA | U/mL 5.0 未満 |
包括134 D008 19 生Ⅱ |
2~4日 |
27364 |
抗IA-2抗体 [膵・消化管]anti-IA-2/ICA512 antibody5G342 膵ランゲルハンス島関連自己抗体の一種である。若年発症型の1型糖尿病で高い陽性率を示す。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
EIA | U/mL 0.6 未満 |
包括213 D008 43 生Ⅱ |
3~9日 |
02995 |
C-ペプタイド 〈血清〉 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL 0.6~1.8 |
包括105 D008 12 生Ⅱ |
2~3日 |
01090 |
C-ペプタイド 〈尿〉 |
または
|
指定容器
16
指定容器
16 |
12週 凍
12週 凍 |
CLIA | μg/day 20.1~155 |
包括105 D008 12 生Ⅱ |
2~3日 |
27660 |
膵グルカゴン |
溶血不可
冷遠
|
08 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 5.4~55.0 |
包括150 D008 23 生Ⅱ |
3~9日 |
01859 |
フェリチンferritin5C095 鉄の貯蔵および血清鉄濃度の維持を行うタンパク質である。鉄の貯蔵状態を反映し、貧血や悪性腫瘍の病態把握に有用である。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL M 9.0~275 |
102 D007 25 生Ⅰ |
2~3日 |
00241 |
α2マクログロブリンalpha2-macroglobulin5C035 血中に最も多く存在しているプロテアーゼインヒビターである。ネフローゼ症候群で血中に増加する。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
ネフェロメトリー法 | mg/dL M 100~200 |
包括138 D006 17 血液 |
2~5日 |
04821 |
尿中トランスフェリンtransferrin5C060 アルブミンより荷電量が少ないため、より軽度の糸球体障害でも尿中に出現する。特に早期の糖尿病性腎症の検出に有用である。 |
|
25 |
冷蔵凍結不可 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/g・Cr 1.0 以下 |
98 D001 8 尿便 |
2~3日 |
26654 |
尿中L型脂肪酸結合蛋白 |
|
25 |
凍 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | μg/g・Cr 8.4 以下 |
210 D001 19 尿便 |
2~3日 |
13137 |
インスリン抗体 [自己免疫関連]insulin autoantibody5G360 糖尿病のインスリン療法時の治療抵抗性を見るために行われる検査である。インスリンが異常値の場合も存在が疑われる。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
RIA | U/mL 0.4 未満 |
107 D014 6 免疫 |
3~6日 |
26561 |
抗GAD抗体 [自己免疫関連]anti-glutamic acid decarboxylase antibody5G340 膵ランゲルハンス島由来分子に対する自己抗体を測定する検査である。IDDMの診断に役立ち、NIDDMとの鑑別に有用な検査である。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
EIA | U/mL 5.0 未満 |
包括134 D008 19 生Ⅱ |
2~4日 |
27364 |
抗IA-2抗体 [自己免疫関連]anti-IA-2/ICA512 antibody5G342 膵ランゲルハンス島関連自己抗体の一種である。若年発症型の1型糖尿病で高い陽性率を示す。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
EIA | U/mL 0.6 未満 |
包括213 D008 43 生Ⅱ |
3~9日 |
01834 |
抗胃壁細胞抗体 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
FAT | 倍 10 未満 |
4~6日 |
|
07537 |
好中球殺菌能neutrophil bacteriocidal capacity5I990 好中球の活性酸素産生能を測定する検査である。活性酸素産生能の低下は反復する細菌感染症の原因となる。 |
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10 |
24時間 常温 |
フローサイトメトリー法 | % 93~97 |
2~3日 |
|
06857 |
トータルPAI-1 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
ラテックス凝集法 | ng/mL 50 以下 |
包括240 D006 32 血液 |
2~5日 |
04613 |
トロンボモジュリン 〈血清〉 |
遠心
|
01 ↓
02 |
4週 凍 |
CLEIA | U/mL 12.1~24.9 |
包括204 D006 27 血液 |
2~5日 |
04613 |
トロンボモジュリン 〈血漿〉 |
遠心
|
15 ↓
02 |
4週 凍 |
CLEIA | U/mL 8.7~22.7 |
包括204 D006 27 血液 |
2~5日 |
00601 |
尿中一般物質定性半定量検査 蛋白定性protein, qualitative [urine]1A010 尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |
|
00605 |
尿中一般物質定性半定量検査 糖定性glucose, qualitative [urine]1A020 糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを測定する検査である。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |
|
00653 |
尿中一般物質定性半定量検査 尿中ケトン体ketone bodies, qualitative [urine]1A060 糖尿病患者の高血糖状態で生じるケトアシドーシスで陽性を示す。また飢餓状態時にも陽性になる。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |
|
00637 |
尿中一般物質定性半定量検査 pHpH [urine]1A035 健常者では中性~弱酸性を示す。代謝性・呼吸性アシドーシスで酸性、アルカローシスや細菌の繁殖でアルカリ性となる。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | 5.0~7.5 |
1~2日 |
|
00639 |
比重 [尿検査]specific gravity [urine]1A030 尿の比重から、濃縮能や希釈能を推定し、腎機能を調べる検査である。 |
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25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
屈折計法 | 1.006~1.030 |
1~2日 |
|
00602 |
蛋白定量 [尿検査]protein, quantitative [urine]1A015 尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。 |
または
|
25
25 |
冷蔵
冷蔵 |
ピロガロールレッド法 | mg/day 20~120 |
7 D001 1 尿便 |
1~2日 |
00606 |
糖定量 [尿検査]glucose, quantitative [urine]1A025 糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを測定する検査である。 |
または
|
25
25 |
冷蔵
冷蔵 |
グルコキナーゼ法 | 20 mg/dL 以下 |
9 D001 2 尿便 |
1~2日 |
00777 |
糖定量 [髄液検査]glucose, quantitative [cerebrospinal fluid]1C015 血糖値の約2/3の値をとり、血糖値に1~2時間遅れて増減する。細菌性、結核性髄膜炎で低下するが、ウイルス性髄膜炎では低下しない。 |
|
27 |
冷蔵 |
グルコキナーゼ法 | mg/dL 50~75 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
2~3日 |
27706 |
尿毒症物質3分画uremic toxins 3F生体内で腸内細菌による代謝を受けて生成する尿毒素であるフェニル硫酸、パラクレシル硫酸、インドキシル硫酸を質量分析法により定量する検査である。 |
遠心
|
14 ↓
02 |
6カ月 凍 |
LC-MS/MS | μg/mL フェニル硫酸 |
16~49日 |
|
26307 |
ペントシジン 〈血漿〉pentosidine3D110 糖尿病や慢性腎不全患者において著しい高値となる糖化産物である。 |
遠心
|
14 ↓
02 |
4週 凍 |
HPLC | pmol/mL 15.6~43.0 |
||
26308 |
ペントシジン 〈尿〉pentosidine3D110 糖尿病や慢性腎不全患者において著しい高値となる糖化産物である。 |
|
25 |
4週 凍 |
HPLC | pmol/mg・Cr 4.0~9.9 |
||
05719 |
アディポネクチンadiponectin4Z401 脂肪細胞から分泌されるタンパク質である。内臓脂肪量と負の相関を示し、メタボリックシンドロームの危険因子を減ずる可能性がある。 |
遠心
|
01 ↓ 02 |
凍 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | μg/mL 4.0 以上 |
2~5日 |