WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 3 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

07504

曜日指定

サイトメガロウイルス(CMV) DNA定量〈リンパ球〉

5F194-1441-019-862

単独検体開栓厳禁

EDTA加血液
5

 

14

 

冷蔵

リアルタイムPCR法

コピー/μg

10未満
(定量下限)

3~5日

項目
コード
検査項目

07504

曜日指定

サイトメガロウイルス(CMV) DNA定量〈リンパ球〉

5F194-1441-019-862

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

単独検体開栓厳禁

EDTA加血液
5

 

14

 

冷蔵

リアルタイムPCR法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

コピー/μg

10未満
(定量下限)

3~5日

備考

項目

  • 受付曜日:材料がEDTA加血液の場合は月~金曜日(休日とその前日は受付不可)

検体

  • 必ず遺伝子検査の専用検体としてご提出ください(同一検体で病原体核酸検査以外の項目との重複依頼は避けてください)。
  • 採血後、速やかに検体をご提出ください(原則として採血後24時間以内の検体を用います)。
  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

報告

  • DNAが規定量回収できない場合は、換算値にて結果をご報告する場合があります。
  • 検体中の1μg DNA当たりのウイルスコピー数として表示。
  • リアルタイムPCR法による検査において定量値をべき乗表示する場合の報告書上の記載は、例示のとおりです。
    (例) 5.0×102 コピー → 50×10*1 コピー

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

参考文献

Heid, C. A. et al.: Genome Res. 6, 986, 1996.

検査項目解説

臨床的意義

肺炎や腸炎、網膜炎、肝炎などを引き起こすウイルスであり、免疫力の低下により再活性化する。

 サイトメガロウイルス(CMV)は、βヘルペスウイルス亜科に属する直径約180 nmの二本鎖DNAウイルスである。唾液や母乳、尿などの体液を介して感染する。本邦では、成人の80~90 %がCMV抗体陽性であり、乳幼児期にほとんどの人が感染を受けているといわれている。CMV感染の多くが不顕性感染の形で、生涯その宿主に潜伏感染する。

 腎移植や骨髄移植などの臓器移植患者や後天性免疫不全症候群(AIDS)などの免疫不全症では、免疫機能が低下し、CMV感染症がしばしば重篤になることがある。本感染症は間質性肺炎や骨髄機能不全を来し、急速に進行することが多く、致命的になることもあるため早期診断、早期治療が重要である。

 本検査は、リアルタイムPCR法を用いて、CMVを定量する検査である。

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