WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

07505

曜日指定

白血病・リンパ腫解析
(LLA)《CD45ゲーティング法》

ヘパリン加血液
5

または

 

骨髄液
1

10

 

指定容器 

22

常温

 

 

常温

フローサイトメトリー法

%

1940

D005 15

血液

2~3日

項目
コード
検査項目

07505

曜日指定

白血病・リンパ腫解析
(LLA)《CD45ゲーティング法》

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
ヘパリン加血液
5

または

 

骨髄液
1

10

 

指定容器 

22

常温

 

 

常温

フローサイトメトリー法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

%

1940

D005 15

血液

2~3日

備考

項目

  • 受付曜日:月~金曜日(土曜日は受付不可)
  • チャート参照:「白血病・リンパ腫解析」マーカーの組み合わせと意義

依頼

  • 急性白血病やMDSを疑う症例については「CD45ゲーティング法」による解析を推奨します。

「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。

「細胞形態検査」中分類共通の特記事項

  • 土曜日受付可能な項目も日曜日、月曜日が連休となる場合は受託できません。

診療報酬

  • 保険名称:血液形態・機能検査/造血器腫瘍細胞抗原検査(一連につき)
  • 実施料:1940
  • 診療報酬区分:D005 15
  • 判断料区分:血液学的検査

検査に当たって用いたモノクローナル抗体の種類、回数にかかわらず、一連の算定となります。

白血病細胞または悪性リンパ腫細胞の表面抗原または細胞内抗原の検索を実施して病型分類を行った場合に算定できます。

チャート

「白血病・リンパ腫解析」マーカーの組み合わせと意義

容器

容器番号10:ヘパリン容器

  • 採取量: 4mL・9mL
  • 添加剤: ヘパリンNa
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: アミノ酸分析,
    微量金属,
    染色体検査

容器番号22:骨髄液保存容器

  • 採取量: 下記のとおり
  • 添加剤: 保存液 2mL
    (RPMI1640,子牛血清)
  • 保管方法:冷蔵/凍結
  • 有効期間:外袋表示
  • 主な検査項目: 染色体検査
    (採取量0.5mL),
    遺伝子検査
    (各検査項目の要項に記載)

検査項目解説

臨床的意義

解析対象とする細胞のゲーティングに細胞表面抗原CD45を用いて、フローサイトメトリーをにより効果的に白血病およびリンパ腫のフェノタイプ解析を行う検査である。

 CD45は、分子量18,000~24,000の糖タンパクで、赤血球および血小板以外の全ての造血細胞の細胞膜上に発現している白血球共通抗原である。白血球の成熟に伴って細胞当たりの発現量が多くなり、陽性を示す。ただし多発性骨髄腫細胞や形質細胞では陰性~弱陽性を呈するため、それらはCD38が強陽性となる特徴を利用した検査(MMA/CD38ゲーティング解析)を用いる。

 本検査は、フローサイトメトリーにより、CD45弱陽性細胞をマーカーとして未熟細胞や芽球細胞を捉える検査である。急性白血病の分類、診断、予後予測、治療法の選択において的確な結果が得られる。一方、リンパ腫や成熟細胞ではCD45が高発現しているため、解析対象細胞以外の細胞片や壊れかけた細胞との分離が容易となる特徴を活かした検査として有用である。

【高値を示す疾患】

リンパ腫白血病

関連疾患

C85.9.1:リンパ腫 C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
C95.9.1:白血病 C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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