検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年11月1日時点の情報です。

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項目名 総三塩化物 (TTC)
実施料
未収載
判断料区分  
検査方法
GC
検査材料
尿
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 尿 1
25
冷蔵
検査材料備考

※[検体採取時期] 採取日は連続した作業日の5日目以降(週末)。

報告所要日数
4~5日
 
mg/L

※チャート参照:「特殊健診項目」名称および分布区分

臨床的
意義 
塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤への暴露指標。
   総三塩化物は、1,1,1-トリクロルエタンやトリクロルエチレン、テトラクロルエチレンなどの尿中代謝物である。

 塩化不飽和脂肪族炭化水素の一種で、産業衛生上生物学的モニタリングの対象となる有機溶剤である。洗浄、塗装、ドライクリーニングなどの領域で使用される。

 1,1,1-トリクロルエタンは別名メチルクロロホルムともいわれ、印刷工場などで溶剤として用いられている。生体内に入るとまずトリクロルエタノールになり、部分的酸化によりトリクロル酢酸を生ずる。一般に発癌性の証拠はないといわれている。

 トリクロルエチレンは溶剤として使用されており、吸入により吸収されるが液状のものは健康な皮膚に浸透する。本剤には発癌性があるといわれている。主にトリクロル酢酸とトリクロルエタノールに代謝される。アルコールの摂取などでトリクロル酢酸の生成が部分的に抑制されることがある。職業的暴露の場合、尿試料の採取は、週の最後の2 回の勤務時が適している。

 テトラクロルエチレンは麻酔作用と刺激作用を有し、また、肝および腎に対しトリクロルエチレンより強い毒性がある。80~100%近くが呼気中に排泄され、極少量(約2%)が主に三塩化物として尿中に排泄される。

※ここに掲げる基準値は、厚生労働省通達の分布区分であり、正常・異常を鑑別するものではない。

【高値を示す病態】
 1,1,1-トリクロルエタン、トリクロルエチレン、テトラクロルエチレン等の塩素系有機溶剤の暴露
関連項目 トリクロル酢酸 (TCA), トリクロル酢酸 [TCA(ET)][対象物質]1, 1, 1-トリクロルエタン, トリクロル酢酸 [TCA(3-E)][対象物質]トリクロルエチレン, トリクロル酢酸 [TCA(4-E)][対象物質]テトラクロルエチレン,
チャート 

「特殊健診項目」名称および分布区分

容  器 
提出容器

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