WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

『危険因子への曝露』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01640

亜鉛 〈血清〉
(Zn)
zinc

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

溶血不可

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

 

01

 

 

 

18日

冷蔵

比色法

μg/dL

80~130

132

D007 37

生Ⅰ

2~3日

01641

亜鉛 〈尿〉
(Zn)
zinc

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

単独検体

 

尿
5

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

64~947

132

D007 37

生Ⅰ

3~6日

01638

アルミニウム
(Al)
alminium

3K105

人工透析患者の透析環境管理や、アルミニウム脳症の予防に実施される検査である。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

0.9 以下

109

D007 29

生Ⅰ

4~5日

01147

セレン
(Se)
selenium

3I035

至適血中濃度幅が狭いため、欠乏から中毒へ転じやすい必須微量金属である。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/dL

10.0~16.0

144

D007 40

生Ⅰ

3~4日

07408

マンガン 〈血液〉
(Mn)
manganese

3K125

マンガン鉱山や精錬工場労働者におけるマンガンへの暴露指標となる検査である。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

10

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/dL

0.4~2.0

包括27

D007 8

生Ⅰ

5~10日

01631

マンガン 〈尿〉
(Mn)
manganese

3K125

マンガン鉱山や精錬工場労働者におけるマンガンへの暴露指標となる検査である。

単独検体

 

尿
0.5

指定容器 

 

59

 

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/L

2.0 未満

包括27

D007 8

生Ⅰ

5~10日

01629

ニッケル
(Ni)
nickel

3K130

ニッケル中毒の発見や暴露のモニタリングとして行われる検査である。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

0.6 以下

6~11日

04008


(Pb)
lead

3K110

鉛中毒の早期発見や暴露のモニタリングとして行われる検査である。

 

ヘパリン加血液
1

 

10

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

1.0 以下

4~5日

07410

クロム 〈血液〉
(Cr)
chromium

3K115

欠乏により脂質やタンパク質代謝系に障害を生じる微量必須金属を測定する検査である。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

10

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

6~12日

01632

クロム 〈血清〉
(Cr)
chromium

3K115

欠乏により脂質やタンパク質代謝系に障害を生じる微量必須金属を測定する検査である。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

6~12日

01633

クロム 〈尿〉
(Cr)
chromium

3K115

欠乏により脂質やタンパク質代謝系に障害を生じる微量必須金属を測定する検査である。

単独検体

 

尿
1

指定容器 

 

59

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

6~12日

01627

カドミウム 〈血液〉
(Cd)
cadmium

3K120

カドミウムの暴露・中毒を判定するための検査である。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

10

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/dL

0.5以下

4~7日

01628

カドミウム 〈尿〉
(Cd)
cadmium

3K120

カドミウムの暴露・中毒を判定するための検査である。

単独検体

 

尿
1

指定容器 

 

59

 

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/L

3.8 以下

4~10日

03988

水銀 〈血液〉
(Hg)
mercury

3K150

水俣病などの中毒を発症させる蓄積性の有害金属を測定する検査である。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

10

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

5 以下

5~10日

03989

水銀 〈尿〉
(Hg)
mercury

3K150

水俣病などの中毒を発症させる蓄積性の有害金属を測定する検査である。

単独検体

 

尿
1

指定容器 

 

59

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

25 以下

5~10日

01643

メタノールmethanol

3K065

メタノール中毒の判断に有用な検査である。中毒時にはアシドーシスにより失明や死に至ることがある。

 

尿
2

 

25

15日

GC

mg/L

3 未満

4~6日

01642

アセトン 〈血清〉acetone

3E060

飢餓・絶食、および糖尿病において、血中・尿中に増加するケトン体を測定する検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

15日

GC

μg/mL

5 未満

4~6日

04817

アセトン 〈尿〉acetone

3E060

飢餓・絶食、および糖尿病において、血中・尿中に増加するケトン体を測定する検査である。

 

尿
1

 

25

15日

GC

μg/mL

5 未満

4~6日

04014

馬尿酸
(HA)
hippuric acid

3K025

厚生労働省有機溶剤中毒予防規則で指定された、トルエン(馬尿酸)の作業従事者向けの検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

04017

メチル馬尿酸
(MHA)
methyl hippuric acid

3K030

厚生労働省有機溶剤中毒予防規則で指定された、キシレン(メチル馬尿酸)の作業従事者向けの検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

27777

スチレン代謝物styrene metabolites

3K042

化学物質による健康障害に係る健康診断項目のひとつであり、尿中のマンデル酸およびフェニルグリオキシル酸の総量を測定する検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS

g/L

0.43 以下
(合算値)

4~5日

25875

マンデル酸
(EB)
mandelic acid(ethylbenzene)

3K041

エチルベンゼンの代謝物として測定し暴露状態を把握するための検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

総三塩化物
(TTC)

塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

トリクロル酢酸
(TCA)

有機塩素系溶剤の代謝物であり、総三塩化物とともに塗装、洗浄に用いられる有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04041

N-メチルホルムアミドN-methylformamide

3K045

N,N-ジメチルホルムアミドの尿中代謝物であり、繊維・皮革・化学工場などでの暴露指標に用いられる検査である。

 

尿
2

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04044

2,5-ヘキサンジオン
(2,5-HD)
2.5-hexanedion

3K050

接着剤やインクの原料となる有機溶剤のノルマルヘキサンの代謝物で暴露指標に用いられる検査である。

 

尿
3

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

27837

尿中メチルイソブチルケトン
(MIBK)
methyl isobutyl ketone

3K043

メチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査である。

単独検体

 

尿
5

 

 

25

 

4週

冷蔵

GC

mg/L

1 以下

5~11日

27839

インジウム
(In)
indium

3K121

血中のインジウムを測定する検査である。取り扱い従事者は特殊健康診断の一次健診で測定が義務付けられている。

血液
3

遠心

 

血清
1

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ICP-MS

μg/L

5~11日

27777

スチレン代謝物
(ST)[対象物質]スチレン
styrene metabolites

3K042

化学物質による健康障害に係る健康診断項目のひとつであり、尿中のマンデル酸およびフェニルグリオキシル酸の総量を測定する検査である。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

25875

マンデル酸
(EB)[対象物質]エチルベンゼン
mandelic acid(ethylbenzene)

3K041

エチルベンゼンの代謝物として測定し暴露状態を把握するための検査である。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

04023

総三塩化物
[TTC(ET)][対象物質]1, 1, 1-トリクロルエタン
TTC, trichloroethane

3K012

塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04032

トリクロル酢酸
[TCA(ET)][対象物質]1, 1, 1-トリクロルエタン
TCA, trichloroethane

3K017

有機塩素系溶剤の代謝物であり、総三塩化物とともに塗装、洗浄に用いられる有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04026

総三塩化物
[TTC(3-E)][対象物質]トリクロルエチレン
TTC, trichloroethylene

3K011

塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04035

トリクロル酢酸
[TCA(3-E)][対象物質]トリクロルエチレン
TCA, trichloroethylene

3K016

有機塩素系溶剤の代謝物であり、総三塩化物とともに塗装、洗浄に用いられる有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04029

総三塩化物
[TTC(4-E)][対象物質]テトラクロルエチレン
TTC, tetrachloroethylene

3K013

塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04038

トリクロル酢酸
[TCA(4-E)][対象物質]テトラクロルエチレン
TCA, tetrachloroethylene

3K018

有機塩素系溶剤の代謝物であり、総三塩化物とともに塗装、洗浄に用いられる有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

27837

尿中メチルイソブチルケトン
(MIBK)[対象物質]メチルイソブチルケトン
methyl isobutyl ketone

3K043

メチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査である。

単独検体

 

尿
5

 

 

25

 

4週

冷蔵

GC

mg/L

1 以下

5~11日

00243

ハプトグロビン (型判定)
(Hp)
haptoglobin phenotype

5C041

ヘモグロビンと特異的に結合する糖タンパクである。溶血で減少し、炎症性疾患で高値となる。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA/薄層アクリルアミドゲル電気泳動法

mg/dL

1-1型 43~180
2-1型 38~179
2-2型 15~116

129

D015 14

免疫

4~5日

00335

ハプトグロビン (型判定なし)
(Hp)
haptoglobin

5C040

ヘモグロビンと特異的に結合する糖タンパクである。溶血で減少し、炎症性疾患で高値となる。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA

mg/dL

19~170

129

D015 14

免疫

2~3日

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