WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

『危険因子への曝露』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01640

亜鉛 〈血清〉
(Zn)
zinc

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

溶血不可

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

 

01

 

 

 

18日

冷蔵

比色法

μg/dL

80~130

132

D007 37

生Ⅰ

1~2日

01641

亜鉛 〈尿〉
(Zn)
zinc

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

単独検体

 

尿
5

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

64~947

132

D007 37

生Ⅰ

3~6日

01638

アルミニウム
(Al)
alminium

3K105

人工透析患者の透析環境管理や、アルミニウム脳症の予防に実施される検査である。

単独検体

血液
2

遠心

 

金属用血清
0.5

指定容器 

 

 

 

68

 

 

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

0.9 以下

109

D007 29

生Ⅰ

4~5日

01147

セレン
(Se)
selenium

3I035

至適血中濃度幅が狭いため、欠乏から中毒へ転じやすい必須微量金属である。

単独検体

血液
2

遠心

 

金属用血清
0.5

指定容器 

 

 

 

68

 

 

 

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/dL

10.0~16.0

144

D007 40

生Ⅰ

3~4日

07408

マンガン 〈血液〉
(Mn)
manganese

3K125

マンガン鉱山や精錬工場労働者におけるマンガンへの暴露指標となる検査である。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

10

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/dL

0.4~2.0

包括27

D007 8

生Ⅰ

5~10日

01631

マンガン 〈尿〉
(Mn)
manganese

3K125

マンガン鉱山や精錬工場労働者におけるマンガンへの暴露指標となる検査である。

単独検体

 

尿
0.5

指定容器 

 

59

 

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/L

2.0 未満

包括27

D007 8

生Ⅰ

5~10日

01629

ニッケル
(Ni)
nickel

3K130

ニッケル中毒の発見や暴露のモニタリングとして行われる検査である。

単独検体

血液
2

遠心

 

金属用血清
0.5

指定容器 

 

 

 

68

 

 

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

0.6 以下

6~11日

04008


(Pb)
lead

3K110

鉛中毒の早期発見や暴露のモニタリングとして行われる検査である。

 

ヘパリン加血液
1

 

10

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

1.0 以下

4~5日

07410

クロム 〈血液〉
(Cr)
chromium

3K115

欠乏により脂質やタンパク質代謝系に障害を生じる微量必須金属を測定する検査である。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

10

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

6~12日

01632

クロム 〈血清〉
(Cr)
chromium

3K115

欠乏により脂質やタンパク質代謝系に障害を生じる微量必須金属を測定する検査である。

単独検体

血液
2

遠心

 

金属用血清
0.5

指定容器 

 

 

 

68

 

 

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

6~12日

01633

クロム 〈尿〉
(Cr)
chromium

3K115

欠乏により脂質やタンパク質代謝系に障害を生じる微量必須金属を測定する検査である。

単独検体

 

尿
1

指定容器 

 

59

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

6~12日

01627

カドミウム 〈血液〉
(Cd)
cadmium

3K120

カドミウムの暴露・中毒を判定するための検査である。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

10

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/dL

0.5以下

4~7日

01628

カドミウム 〈尿〉
(Cd)
cadmium

3K120

カドミウムの暴露・中毒を判定するための検査である。

単独検体

 

尿
1

指定容器 

 

59

 

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/L

3.8 以下

4~10日

03988

水銀 〈血液〉
(Hg)
mercury

3K150

水俣病などの中毒を発症させる蓄積性の有害金属を測定する検査である。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

10

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

5 以下

5~10日

03989

水銀 〈尿〉
(Hg)
mercury

3K150

水俣病などの中毒を発症させる蓄積性の有害金属を測定する検査である。

単独検体

 

尿
1

指定容器 

 

59

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

25 以下

5~10日

01643

メタノールmethanol

3K065

メタノール中毒の判断に有用な検査である。中毒時にはアシドーシスにより失明や死に至ることがある。

 

尿
2

 

25

15日

GC

mg/L

3 未満

4~6日

01642

アセトン 〈血清〉acetone

3E060

飢餓・絶食、および糖尿病において、血中・尿中に増加するケトン体を測定する検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

15日

GC

μg/mL

5 未満

4~6日

04817

アセトン 〈尿〉acetone

3E060

飢餓・絶食、および糖尿病において、血中・尿中に増加するケトン体を測定する検査である。

 

尿
1

 

25

15日

GC

μg/mL

5 未満

4~6日

04014

馬尿酸
(HA)
hippuric acid

3K025

厚生労働省有機溶剤中毒予防規則で指定された、トルエン(馬尿酸)の作業従事者向けの検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

04017

メチル馬尿酸
(MHA)
methyl hippuric acid

3K030

厚生労働省有機溶剤中毒予防規則で指定された、キシレン(メチル馬尿酸)の作業従事者向けの検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

27777

スチレン代謝物styrene metabolites

3K042

化学物質による健康障害に係る健康診断項目のひとつであり、尿中のマンデル酸およびフェニルグリオキシル酸の総量を測定する検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS

g/L

0.43 以下
(合算値)

4~5日

25875

マンデル酸
(EB)
mandelic acid(ethylbenzene)

3K041

エチルベンゼンの代謝物として測定し暴露状態を把握するための検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

総三塩化物
(TTC)

塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

トリクロル酢酸
(TCA)

有機塩素系溶剤の代謝物であり、総三塩化物とともに塗装、洗浄に用いられる有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04041

N-メチルホルムアミドN-methylformamide

3K045

N,N-ジメチルホルムアミドの尿中代謝物であり、繊維・皮革・化学工場などでの暴露指標に用いられる検査である。

 

尿
2

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04044

2,5-ヘキサンジオン
(2,5-HD)
2.5-hexanedion

3K050

接着剤やインクの原料となる有機溶剤のノルマルヘキサンの代謝物で暴露指標に用いられる検査である。

 

尿
3

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

27837

尿中メチルイソブチルケトン
(MIBK)
methyl isobutyl ketone

3K043

メチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査である。

単独検体

 

尿
5

 

 

25

 

4週

冷蔵

GC

mg/L

1 以下

5~11日

27839

インジウム
(In)
indium

3K121

血中のインジウムを測定する検査である。取り扱い従事者は特殊健康診断の一次健診で測定が義務付けられている。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ICP-MS

μg/L

5~11日

27777

スチレン代謝物
(ST)[対象物質]スチレン
styrene metabolites

3K042

化学物質による健康障害に係る健康診断項目のひとつであり、尿中のマンデル酸およびフェニルグリオキシル酸の総量を測定する検査である。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

25875

マンデル酸
(EB)[対象物質]エチルベンゼン
mandelic acid(ethylbenzene)

3K041

エチルベンゼンの代謝物として測定し暴露状態を把握するための検査である。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS

g/L

4~5日

04023

総三塩化物
[TTC(ET)][対象物質]1, 1, 1-トリクロルエタン
TTC, trichloroethane

3K012

塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04032

トリクロル酢酸
[TCA(ET)][対象物質]1, 1, 1-トリクロルエタン
TCA, trichloroethane

3K017

有機塩素系溶剤の代謝物であり、総三塩化物とともに塗装、洗浄に用いられる有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04026

総三塩化物
[TTC(3-E)][対象物質]トリクロルエチレン
TTC, trichloroethylene

3K011

塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04035

トリクロル酢酸
[TCA(3-E)][対象物質]トリクロルエチレン
TCA, trichloroethylene

3K016

有機塩素系溶剤の代謝物であり、総三塩化物とともに塗装、洗浄に用いられる有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04029

総三塩化物
[TTC(4-E)][対象物質]テトラクロルエチレン
TTC, tetrachloroethylene

3K013

塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

04038

トリクロル酢酸
[TCA(4-E)][対象物質]テトラクロルエチレン
TCA, tetrachloroethylene

3K018

有機塩素系溶剤の代謝物であり、総三塩化物とともに塗装、洗浄に用いられる有機溶剤の暴露指標となる検査である。

 

尿
1

 

25

4週

冷蔵

GC

mg/L

4~5日

27837

尿中メチルイソブチルケトン
(MIBK)[対象物質]メチルイソブチルケトン
methyl isobutyl ketone

3K043

メチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査である。

単独検体

 

尿
5

 

 

25

 

4週

冷蔵

GC

mg/L

1 以下

5~11日

00243

ハプトグロビン (型判定)
(Hp)
haptoglobin phenotype

5C041

ヘモグロビンと特異的に結合する糖タンパクである。溶血で減少し、炎症性疾患で高値となる。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA/薄層アクリルアミドゲル電気泳動法

mg/dL

1-1型 43~180
2-1型 38~179
2-2型 15~116

129

D015 14

免疫

4~5日

00335

ハプトグロビン (型判定なし)
(Hp)
haptoglobin

5C040

ヘモグロビンと特異的に結合する糖タンパクである。溶血で減少し、炎症性疾患で高値となる。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA

mg/dL

19~170

129

D015 14

免疫

2~3日

フリーワード検索

複数ワードはスペース区切り:

記載内容について

記載内容について

検査項目名称

すでに日本語化しているドイツ語はそのままとし,それ以外のものはアメリカ英語読みに従いました.ただし,アイソザイムのようにほぼ日本語化している検査項目名称については慣例に従いました.また,略号が通例化しているものは,略号をもって検査項目名称としました.

「検査項目名」欄:JLAC10コード

JLAC10コード(日本臨床検査医学会が制定した臨床検査コード)より設定

JLAC10コード(日本臨床検査医学会が制定した臨床検査コード)より設定

検査材料に関する主な用語

検査材料 概要
血液 検査のために採取していただく肘静脈血を表します.
~加血液 採血後,直ちに添加剤と混和した血液を表します.
添加剤の種類により,「EDTA加血液」,「ヘパリン加血液」,「クエン酸加血液」,「NaF加血液」などと表示します(所定の添加剤入り弊社指定容器に血液を採取してください).遠心分離は不要です.
~血漿 採血後,直ちに添加剤と混和し遠心分離によって得られた上清を表します.添加剤の種類により,「EDTA血漿」,「ヘパリン血漿」,「クエン酸血漿」などと表示します.なお,単に「血漿」とあるものについては,「備考」欄に添加剤の種類を別記しています.
血清 採血後,室温で静置し,凝固を確認後,遠心分離によって得られた上清を表します.特に添加剤を用いる必要のある場合は,その旨を「備考」欄に記載しています.
尿 原則として自然排尿された尿を表します.なお,「蓄尿」を要する場合は,「備考」欄に使用する防腐剤の種類を別記しています.採尿方法については,以下を参考としてください.
1) 普通尿の場合: 新鮮尿を清潔な乾燥した容器に直接排尿するか,清潔な乾燥した携帯便器に排尿させ,指定の検体容器に直接移し替えます.
2) 中間尿の場合: 清潔な排尿容器を手に持ち,放尿を開始します.最初は便器に排尿し,大体排尿が半ばに達した頃,排尿を中断せずにそのまま採尿容器に放尿し,終わりに近づいた頃,再び便器に放尿します.
3) 無菌尿の場合: 男女とも陰部を刺激の少ない消毒液で洗浄しておき,清潔で乾燥した容器に中間尿を採尿します.細菌検査などの場合には,膀胱カテーテル法を用いて採尿しても構いません.

「容器」欄の番号

検体採取および提出時に用いる容器の種類は,巻末「容器一覧表」の頁に掲載する容器番号で表しています.また,容器番号の網掛け色は容器キャップの色を表しています.

「保存方法」欄の用語

提出材料の保存条件です(採取した材料そのものの保存条件ではありません).検査項目によっては,検査成績が保存状態の影響を明らかに受けるものもありますので,お取り扱いにご注意ください.

必ず凍結(-10℃以下)保存してください.凍結温度指定のあるものは,その旨を記載しています.なお,凍結指定の項目については原則として単独検体でのご提出をお願いします.
冷蔵 4℃前後で保存してください.また,数日以上にわたって保存される場合は,凍結していただくようお願いします.なお,凍結不可の材料については,その旨を記載しています.
常温 常温保存してください(20℃前後).

「保存方法」欄:検体の安定性

適正な検査結果をお届けすることができる,検体採取後における提出用材料の保存安定性の維持期間です.

「基準値」欄の用語

M:男性(Male) F:女性(Female)

「基準値」欄の単位記号

L liter(=1,000mL)
dL deciliter(=100mL)
mL milliliter
mm3 cubicmillimeter
μ3 cubicmicron
g gram
mg milligram(=0.001g)
μg microgram(=0.001mg)
ng nanogram(=0.001μg)
pg picogram(=0.001ng)
U Unit
UA Allergen Unit
mU milli Unit(=0.001U)
μU micro Unit(=0.001mU)
IU International Unit
AU Arbitrary Unit
BU Bethesda Unit
RLU Relative Light Unit
R.U. RPR Units
T.U. Titer Units
U mmol millimole(=0.001mol)
μmol micromole(=0.001mmol)
nmol nanomole(=0.001μmol)
pmol picomole(=0.001nmol)
fmol femtomole(=0.001pmol)
mEq milli Equivalent
FE Fibrinogen Equivalent
BCE Bone Collagen Equivalent
mOsm milli Osmole
sec second
U min minute
h hour
% percent
permill
SI Stimulation Index
cpm count per minute
RBC Red Blood Cell
LogIU Log International Unit

マーク表記の一覧

マーク一覧
倫理対象 遺伝学的検査など倫理的な配慮が必要な項目です.
曜日指定 指定曜日のみ受託可能です.
単独検体 他の項目とは別に,専用の検体としてご提出ください.
複数検体 ペア検体での出検が必要な項目です.
指定容器 必ず指定容器でご提出ください.
溶血不可 溶血検体は検査値に影響を及ぼすため避けてください.
酸性蓄尿不可 酸性蓄尿は検査値に影響を及ぼす場合がありますので避けてください.
開栓不可 コンタミネーション防止などのため,検体採取後は容器を開栓しないでください.
遠心 遠心分離してください.
冷遠 冷却下(4℃)で遠心分離してください.
遮光 直射日光や蛍光灯などを避け,遮光した容器でご提出ください.
診療報酬算定における,慢性維持透析患者外来医学管理料の包括対象となる項目です.
診療報酬算定における,手術前医学管理料の包括対象となる項目です.
FAX 緊急報告値が検出された場合に,速やかにご報告する項目です.
総合検査依頼書(弊社の標準的な依頼書)のマークチェックでご依頼が可能な項目です.
指定依頼書 使用する依頼書の種類に指定があります.備考欄に記しています.
専用依頼書 使用する依頼書の種類が通常外です.専用の依頼書があります.
遺伝学依頼書 使用する依頼書の種類は,「遺伝学的検査依頼書【遺伝子検査】」です.
先天依頼書 使用する依頼書の種類は,「遺伝学的検査依頼書【先天異常・染色体検査】」です.
本年度版で新たに掲載された検査項目です.