WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 有効治療濃度
採血時期
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05717

シベンゾリン

3L898-0000-022-205

血液
2

遠心

 

ヘパリン血漿
0.5

10

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

70~250
朝投与前(トラフ濃度)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

項目
コード
検査項目

05717

シベンゾリン

3L898-0000-022-205

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
2

遠心

 

ヘパリン血漿
0.5

10

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

ng/mL

70~250
朝投与前(トラフ濃度)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

備考

算定

  • チャート参照:特定薬剤治療管理料

参考

  • 主な商品名:シベノール

「薬毒物検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]血中薬物検査をご依頼の際は、分離剤入り採血管は使用しないでください(測定値が分離剤の影響を受ける場合があります)。

診療報酬

  • 保険名称:特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1
  • 実施料:管理料[470]
  • 診療報酬区分:B001 2イ

チャート

特定薬剤治療管理料

容器

容器番号10:ヘパリン容器

  • 採取量: 4mL・9mL
  • 添加剤: ヘパリンNa
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: アミノ酸分析,
    微量金属,
    染色体検査

容器番号02:汎用容器

  • 容量: 4mL・10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血清,血漿提出用

検査項目解説

臨床的意義

抗不整脈剤の一種である。頻脈性不整脈患者で他の抗不整脈剤が使用できない場合か無効の場合に使用される。

1.作用
 シベンゾリンは、抗不整脈剤の一種である。Vaughan Williams分類では、Ⅰa群に属している。

 本剤の作用は、ナトリウムチャネルを抑制してNaの細胞内急速流入を遅らせ、さらに活動電位持続時間も延長させて不整脈を抑制することによる。ナトリウムチャネルに対する解離がslowでPR時間やQRS幅は延長することがあるため、抗不整脈剤の第一選択には用いられず、頻脈性不整脈患者で他の抗不整脈剤が使用できないか、または無効の場合に使用される。

 約80 %が尿中に未変化のまま排泄されるので、腎障害がある場合には服用量を調節することが必要である。また、不整脈や眩暈、ふらつき、低血圧などの中毒症状が認められることがあるため注意が必要である。

2.禁忌
 高度の房室ブロック、洞房ブロックのある患者、鬱血性心不全のある患者、透析中の患者、緑内障、尿貯留傾向のある患者、本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しない。

3.採血時期
 朝投与直前(トラフ)。

【主に用いられる疾患】

不整脈

【副作用】

不整脈心不全便秘症口渇症

関連疾患

I49.9.2:不整脈 I30-I52:その他の心疾患
I49.9.2:不整脈 I30-I52:その他の心疾患
I50.9.3:心不全 I30-I52:その他の心疾患
K59.0.13:便秘症 K55-K64:その他の腸疾患
R63.1.1:口渇症 R50-R69:全身症状・徴候
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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