検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年9月1日時点の情報です。

入力コード 03858  統一コード 8B393 
項目名 CDKN2A(p16) (9p21欠失解析)
CDKN2A(p16)(9p21 deletion analysis)
実施料
2631+397
判断料区分 遺染 
健康保険名称  染色体検査(全ての費用を含む。) 
検査方法
FISH法
検査材料
ヘパリン加血液 または 骨髄液 または その他
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 ヘパリン加血液 3
10
※チャート欄参照
冷蔵
または
2 骨髄液 0.5
22
冷蔵
または
3 その他
冷蔵
検査材料備考

※『染色体検査依頼書[血液疾患 染色体検査・その他]』をご利用ください。

※リンパ節(容器番号78)、胸水、腹水、組織、カルノア固定液などの材料(これら以外の材料については、あらかじめ営業担当者にご相談ください)。

報告所要日数
5~7日
臨床的
意義 
癌抑制遺伝子の一つと考えられるp16遺伝子の欠失を、FISH法で同定する検査。
   p16は、細胞周期におけるG1/S期進行を制御するサイクリン依存性キナーゼ(CDK)の特異的阻害因子、CDKIをコードする遺伝子として単離された。「CDK4I」、「INK4A」あるいは「CDKN2」といった別名でも呼ばれている。

 細胞周期は、一面として細胞を分裂増殖に向かって進めようとするサイクリン/CDK複合体と、それを阻害するCDKIの量的バランスに依存している。G1期からG1/S期への移行にかけては、その中心的役割を担うRb蛋白のリン酸化状態を決定することによって、細胞増殖の進行が制御されている。

 近年、造血器腫瘍をはじめとするさまざまな悪性腫瘍細胞でp16遺伝子の欠失、変異あるいはメチル化による不活化が見出され、細胞周期制御の異常と癌の進展との密接な関連が明らかになっている。これらの知見は、p16が細胞増殖の負の制御因子として一種の癌抑制遺伝子であることを示唆すると考えられている。

 すなわち本検査は、FISH法(fluorescence in situ hybridization)により、細胞周期に関連が深いp16遺伝子の欠失を同定するものである。

【検査の目的とされる病態】
 急性リンパ性白血病(ALL)、悪性腫瘍
関連項目 Gバンド分染法-その他, Qバンド分染法[血液疾患染色体検査・その他], Rバンド分染法, 脆弱X染色体, 高精度分染法,
 

受付曜日:月~金曜日(休日は受付不可)

算定備考

分染法を実施した場合は、397点の加算ができます。

チャート 

染色体検査のご依頼について

容  器 
提出容器
 
 

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