WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00346 |
抗平滑筋抗体anti-smooth muscle antibody5G180-0000-023-162 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
FAT | 倍 20 未満 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
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00346 |
抗平滑筋抗体anti-smooth muscle antibody5G180-0000-023-162 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
FAT |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
倍 20 未満 |
2~3日 |
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
長島秀夫, 他: 日本臨牀 42, (春季臨増), 1430, 1984.
検査項目解説
臨床的意義
平滑筋に対する自己抗体である。自己免疫性肝炎で高頻度に検出される。
抗平滑筋抗体は、筋タンパク成分であるアクチンに対する自己抗体である。自己免疫的機序の関与する肝炎で検出されることが多く、自己免疫性肝炎、慢性活動性肝炎や原発性胆汁性胆管炎(primary biliary cholangitis:PBC)などでの出現率が高い。このうち自己免疫性肝炎は女性に多く見られ、肝硬変への進行が早く、ステロイドが有効な慢性肝疾患であり、抗核抗体の出現や発熱などの全身症状を特徴とする。
抗平滑筋抗体は、疾患特異性を欠くため、自己免疫性肝炎の診断には肝炎ウイルスやアルコールなどが除外される場合や、IgGが高値の場合に測定する。PBCでは抗ミトコンドリアM2抗体陽性が診断の手がかりとなる。
抗平滑筋抗体は通常、SLEやRAで陽性を呈することはない。
【高値を示す疾患】
活動性慢性肝炎,原発性胆汁性胆管炎,自己免疫性肝炎
関連疾患
K73.2.1:活動性慢性肝炎 → K70-K77:肝疾患
K74.3.4:原発性胆汁性胆管炎 → K70-K77:肝疾患
K75.4.3:自己免疫性肝炎 → K70-K77:肝疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.