WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
30325 |
抗サイログロブリン抗体 [自己免疫関連] |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
CLIA | IU/mL 4.11 未満 |
包括136 D014 10 免疫 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
30325 |
抗サイログロブリン抗体 [自己免疫関連] |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
冷蔵 |
CLIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
IU/mL 4.11 未満 |
包括136 D014 10 免疫 |
2~3日 |
備考
参考
- 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。
診療報酬
- 保険名称:自己抗体検査/抗サイログロブリン抗体
- 実施料:包括136
- 診療報酬区分:D014 10
- 判断料区分:免疫学的検査
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
峯尾真澄, 他: 医学と薬学 68, (6), 1013, 2012.
検査項目解説
臨床的意義
橋本病、バセドウ病の診断に有用な自己抗体を測定する検査である。抗TPO抗体と同時に測定することで陽性率が高くなる。
サイログロブリンは甲状腺濾胞細胞に含まれる分子量約330,000の糖タンパクで、これに対する自己抗体を抗サイログロブリン抗体といい、マイクロゾーム抗体とともに代表的な甲状腺の自己抗体である。
自己免疫性甲状腺疾患において古くから間接凝集法による抗サイログロブリン抗体(TGHA)が測定されてきたが(サイロイドテスト)、より高感度な定量測定が主流になってきている。
自己免疫性甲状腺疾患が疑われる場合は、TPO抗体(抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)の同時測定が望ましい。橋本病での陽性率は75~80 %、バセドウ病では50~60 %程度といわれる。
びまん性の甲状腺腫を触診し硬度が高い場合は橋本病を疑う。またその場合、甲状腺機能亢進があればバセドウ病も考慮に入れる。
【高値を示す疾患】
バセドウ病,橋本病
関連疾患
E05.0.2:バセドウ病 → E00-E07:甲状腺疾患
E06.3.4:橋本病 → E00-E07:甲状腺疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.