WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
30326 |
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体 [自己免疫関連] |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
CLIA | IU/mL 5.61 未満 |
包括138 D014 11 免疫 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
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30326 |
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体 [自己免疫関連] |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
冷蔵 |
CLIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
IU/mL 5.61 未満 |
包括138 D014 11 免疫 |
2~3日 |
備考
参考
- 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。
診療報酬
- 保険名称:自己抗体検査/抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体
- 実施料:包括138
- 診療報酬区分:D014 11
- 判断料区分:免疫学的検査
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
峯尾真澄, 他: 医学と薬学 68, (6), 1013, 2012.
検査項目解説
臨床的意義
甲状腺マイクロゾーム抗体と同一の検査である。橋本病、バセドウ病で上昇し、診断に有用である。
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPO-Ab)は、甲状腺自己抗体として、サイログロブリン抗体とともに代表的なものである。従来は抗マイクロゾーム抗体といわれ、甲状腺マイクロゾーム分画に存在する物質に対する抗体であった。この抗体の主要抗原は甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)であることが分かり、抗TPO抗体と呼ばれるようになった。
抗TPO抗体は細胞障害性があり、甲状腺組織の崩壊に伴う腫大(甲状腺腫)がみられる場合にまず測定される抗体である。バセドウ病の90 %、橋本病のほぼ100 %で抗TPO抗体が高値を示す。
甲状腺ホルモン投与で低力価になることがあり、妊娠や出産で変動することがある。特に産後3~6カ月で免疫抑制状態からの反跳現象で値が上昇することがある。
【高値を示す疾患】
バセドウ病,橋本病
関連疾患
E05.0.2:バセドウ病 → E00-E07:甲状腺疾患
E06.3.4:橋本病 → E00-E07:甲状腺疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.