WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Single-color解析による細胞表面マーカー検査 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | % |
185 D016 2 免疫 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
Single-color解析による細胞表面マーカー検査 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
% |
185 D016 2 免疫 |
2~3日 |
備考
項目
- 受付曜日:月~土曜日
検体
- 検体採取後、できるだけ速やかにご提出ください。
- CD11b、またはCD11bを含む組み合わせをご依頼の場合は、検体を24時間以内に弊社検査室に搬入されるようお願いします。
- 検体量は、5項目までは3mL、それを超える場合は、5項目追加ごとに検体量も2mL追加してご提出ください。
基準
- チャート参照:「Single-color解析による細胞表面マーカー検査」
「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項
- [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
「細胞形態検査」中分類共通の特記事項
- 土曜日受付可能な項目も日曜日、月曜日が連休となる場合は受託できません。
診療報酬
- 保険名称:細胞機能検査/T細胞サブセット検査(一連につき)
- 実施料:185
- 診療報酬区分:D016 2
- 判断料区分:免疫学的検査
「T細胞サブセット検査」として免疫不全の診断目的に行なった場合に、検査方法にかかわらず、一連の算定となります。
チャート
容器
容器番号13:血液学容器
- 採取量: 2mL・3mL・4mL
- 添加剤: EDTA-2K
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: 末梢血液一般検査,
血液像,
血液型,
直接クームス試験,
遺伝子検査
参考文献
網野信行, 他: 細胞性免疫機能検査のすべて, 102, 医歯薬出版, 東京, 1985.
検査項目解説
臨床的意義
リンパ球、単球、顆粒球などの細胞表面抗原をモノクローナル抗体により特異的に解析する一連の検査である。
リンパ球、単球、顆粒球は、骨髄中の幹細胞より分化・成熟していく。その各過程において、その細胞に特有の表面抗原が出現する。この表面抗原に特異的に反応するモノクローナル抗体を用いて細胞を蛍光染色し、フローサイトメーターで測定することにより各細胞のサブセットの比率を知ることができる。
本検査は、免疫担当細胞であるリンパ球サブセットを測定することで、リンパ球の分化・成熟段階や生体内の免疫状態を把握する。
白血球の各種表面抗原およびそれに対するモノクローナル抗体の種類も非常に多くの種類が存在する。そこでヒト白血球を主とした細胞表面抗原に存在する分子に、結合する各種モノクローナル抗体を、いくつかの群(cluster)に分け、それぞれにナンバーをつけ識別した。これをCD(cluster of differentiationもしくはcluster designation)分類という。CD分類を定義するHLDA(human leucocyte differentiation antige)ワークショップは2006年にHCDM(human cell differentiation molecules)ワークショップに名称が変更され、2018年でCD371まで定義されている。
【異常を示す疾患】
リンパ性白血病,急性骨髄性白血病,慢性骨髄性白血病
備考
- チャート参照:血球分化過程と白血病
関連疾患
C91:リンパ性白血病 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
C92.0.3:急性骨髄性白血病 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
C92.1.1:慢性骨髄性白血病 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.