WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
07500 |
CD34陽性細胞数定量 〈血液〉CD345I164-0000-019-662 |
単独検体
|
13 |
24時間 常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率:% |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
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07500 |
CD34陽性細胞数定量 〈血液〉CD345I164-0000-019-662 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
単独検体
|
13 |
24時間 常温 |
フローサイトメトリー法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
陽性細胞百分率:% |
2~3日 |
備考
項目
- 受付曜日:月~金曜日(土曜日は受付不可)
検体
- 必ず専用検体としてご提出ください。
- 検体採取後、24時間以内に弊社検査室に搬入されるようお願いします。
「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項
- [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
「細胞形態検査」中分類共通の特記事項
- 土曜日受付可能な項目も日曜日、月曜日が連休となる場合は受託できません。
容器
容器番号13:血液学容器
- 採取量: 2mL・3mL・4mL
- 添加剤: EDTA-2K
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: 末梢血液一般検査,
血液像,
血液型,
直接クームス試験,
遺伝子検査
参考文献
稲葉 享, 他: 検査と技術 26, 49, 1998.
検査項目解説
臨床的意義
モノクローナル抗体で染色される造血幹細胞の表面マーカーである。
CD(cluster of differentiationもしくはcluster designation)とは、同一の細胞集団または同一の細胞膜抗原や抗原エピトープを認識するモノクローナル抗体を、1つのカテゴリーにまとめたものである。CD分類はこれらのモノクローナル抗体を用いて検索され、形態学的には判別し難い細胞表面構造を免疫学的に特定する方法として広く用いられている。
CD34は分子量116,000の糖タンパクで、シアロムチンファミリーに属する。遺伝子は染色体1q32に存在し、造血幹細胞において細胞の分化や細胞接着に関与している。
CD34は、造血前駆細胞、未分化白血病細胞などのマーカーで、単能性(CFU-GM、BFU-E)や多能性骨髄幹細胞(CFU-GEMM、CFU-Mix、CFU-Blast)を含む、骨髄と血液中の全ての造血コロニー形成細胞上と未熟造血前駆細胞に発現する。B細胞性急性リンパ性白血病(b-cell acute lymphoblastic leukemia:B-ALL)と急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia:AML)でみられる悪性細胞の約60 %、T細胞性急性リンパ性白血病(t-cell acute lymphoblastic leukemia:T-ALL)の1~5 %はCD34抗原を発現しているが、慢性白血病やリンパ腫では発現しない。現在、主に造血幹細胞のマーカーとして用いられている。
なお、細胞表面抗原の解析では、CD陽性細胞の比率だけでなく、抗原の発現強度や他の関連したCD抗原検索結果も参照した上、総合的に判断する必要がある。
【高値を示す疾患】
急性骨髄性白血病,慢性骨髄性白血病
関連疾患
C92.0.3:急性骨髄性白血病 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
C92.1.1:慢性骨髄性白血病 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.