WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 11 月 4 日時点の情報です。
| 項目 コード  | 
	検査項目 | 採取量(mL)
		 遠心 提出量(mL) | 
	容器 | 安定性 保存 方法  | 
	検査方法 | 基準値 | 実施料 診療報酬区分 判断料区分  | 
	所要日数 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
06708  | 
IGH::BCL2再構成BCL2 (BCL2, apoptosis regulator)8C453-9931-019-851 8C453-9931-046-851 8C453-9931-070-851  | 
開栓厳禁 
 または 
 
 または 
  | 
 13 
 指定容器 22 
 27  | 
 冷蔵 
 
 冷蔵 
 凍-70℃以下  | 
PCR法 | 検出せず  | 
2100 D006-2 遺染  | 
8~14日  | 
| 項目 コード  | 
	検査項目 | 
|---|---|
06708  | 
IGH::BCL2再構成BCL2 (BCL2, apoptosis regulator)8C453-9931-019-851 8C453-9931-046-851 8C453-9931-070-851  | 
| 採取量(mL) 遠心 提出量(mL) | 
		容器 | 安定性 保存 方法  | 
		検査方法 | 
|---|---|---|---|
開栓厳禁 
 または 
 
 または 
  | 
 13 
 指定容器 22 
 27  | 
 冷蔵 
 
 冷蔵 
 凍-70℃以下  | 
PCR法 | 
| 基準値 (単位)  | 
	実施料 診療報酬区分 判断料区分  | 
	所要 日数  | 
|---|---|---|
検出せず  | 
2100 D006-2 遺染  | 
8~14日  | 
備考
診療報酬
- 保険名称:造血器腫瘍遺伝子検査
 - 実施料:2100
 - 診療報酬区分:D006-2
 - 判断料区分:遺伝子関連・染色体検査
 
造血器腫瘍遺伝子検査は検体検査管理加算(Ⅱ)、(Ⅲ)または(Ⅳ)を届け出た医療機関において行われた場合に算定が可能です。外部委託での算定「D006-2」は各自治体により判断が異なっており、算定の可否については審査機関などにご確認ください。
容器
検査項目解説
臨床的意義
FLで80~90 %を占める変異であるIGH::BCL2融合遺伝子を調べる検査である。
 IGH::BCL2融合遺伝子は、濾胞性リンパ腫(follicular lymphoma:FL)で80~90 %を占める変異である。本融合遺伝子は、18番染色体長腕(18q21.33)のBCL2遺伝子と14番染色体長腕(14q32.33)のIGH遺伝子の染色体転座t(14;18)によって再構成される生じる遺伝子である。T(14;18)は、BCL2遺伝子上の2つの転座集中領域であるmajor breakpoint region(MBR)、minor cluster region(MCR)と、免疫グロブリン(Ig)のH鎖J領域(JH)のVDJ再構成に伴って、転座が生じると考えられている。
 BCL2遺伝子より生成されるタンパク質であるBCL2蛋白は、抗アポトーシス作用を示す。IGH遺伝子との再構成によりBCL2蛋白が過剰産生されることで、リンパ腫が発生すると考えられている。
 本検査では、PCR法によりBCL2遺伝子のmajor breakpoint領域の検索を実施することにより解析する。
【陽性を示す疾患】
濾胞性リンパ腫,びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫
関連疾患
C83.3.3:びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫  → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
C82.9.1:濾胞性リンパ腫  → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.



