WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00542

喀痰中好酸球eosinophil count

2A090-0000-094-603

塗抹標本
1枚以上

20

常温

ライト染色

(-)

15

D005 3

血液

2~3日

項目
コード
検査項目

00542

喀痰中好酸球eosinophil count

2A090-0000-094-603

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
塗抹標本
1枚以上

20

常温

ライト染色
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

(-)

15

D005 3

血液

2~3日

診療報酬

  • 保険名称:血液形態・機能検査/好酸球(鼻汁・喀痰)
  • 実施料:15
  • 診療報酬区分:D005 3
  • 判断料区分:血液学的検査

容器

容器番号20:プレパラート

  • 容量: -
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血液像,細胞診

参考文献

丹羽欣正: Med. Technol.(別冊染色法のすべて), 202, 1988.

検査項目解説

臨床的意義

ライト染色により喀痰中の好酸球を調べる検査である。気管支喘息などのアレルギー疾患で陽性を示す。

 喀痰は、気道からの分泌物や排泄物で構成されている。喀痰粘液には白血球や脱落細胞、微生物が多く含まれるため、顕微鏡的観察により、感染症や悪性疾患だけでなく、アレルギー疾患も評価が可能である。

 特に好酸球は、細菌やウイルス感染で喀痰中に増加することはまれであるが、呼吸器系のアレルギー疾患で喀痰中に多く出現し、病勢を反映することが知られている。

 好酸球は本来、寄生虫による感染症で働く白血球であるが、Ⅰ型アレルギーで血中に増加する。

 これを応用して、喀痰中の好酸球増加から、気管支喘息、過敏性肺臓炎などのアレルギー疾患の診断を行う検査である。

【陽性を示す疾患】

気管支喘息過敏性肺炎

関連疾患

J45.9.4:気管支喘息 J40-J47:下気道疾患
J67.9.1:過敏性肺炎 J60-J70:外的因子による肺疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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