WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

04169

骨髄液塗抹標本 ペルオキシダーゼ染色

2A230-0000-049-615

骨髄塗抹標本
2枚以上

20

常温

DAB法

各40加算

D005 14注

血液

2~4日

項目
コード
検査項目

04169

骨髄液塗抹標本 ペルオキシダーゼ染色

2A230-0000-049-615

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
骨髄塗抹標本
2枚以上

20

常温

DAB法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

各40加算

D005 14注

血液

2~4日

備考

検体

  • 「ペルオキシダーゼ染色」および「エステラーゼ染色」は、メタノール固定をしますと染色不良となりますので、ご注意ください。

診療報酬

  • 保険名称:血液形態・機能検査/骨髄像+特殊染色加算
  • 実施料:各40加算
  • 診療報酬区分:D005 14注
  • 判断料区分:血液学的検査

容器

容器番号20:プレパラート

  • 容量: -
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血液像,細胞診

参考文献

亀井喜恵子: Med. Technol.(別冊染色法のすべて), 213, 1988.

検査項目解説

臨床的意義

血液または骨髄塗抹標本を用いてペルオキシダーゼ染色を行う検査である。顆粒球・単球系細胞は陽性となり、急性白血病の病型分類に必須である。

 ペルオキシダーゼ(peroxidase:POD)は、H2O2の存在下で酸化反応を触媒する酵素である。血液細胞では骨髄系細胞(顆粒球、単球系)に存在し、リンパ球系細胞や他の細胞には存在しないため、両者の鑑別を目的としてペルオキシダーゼ染色が行われる。

 ペルオキシダーゼ染色は、FAB分類において急性白血病の病型分類に必須の検査である。骨髄標本のうち、芽球のペルオキシダーゼ染色陽性率が3 %未満の場合を急性リンパ性白血病(acute lymphoblastic leukemia:ALL)、3 %以上ではM0、M5aおよびM7を除く急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia:AML)と診断される。

 さらに詳しい鑑別には、エステラーゼ染色やモノクローナル抗体による細胞表面マーカーの検索を行う。

【異常を示す疾患】

急性リンパ性白血病急性骨髄性白血病

関連疾患

C91.0.16:急性リンパ性白血病 C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
C92.0.3:急性骨髄性白血病 C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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