WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00803 |
精子濃度 [精液検査] |
|
27 |
冷蔵 |
鏡検法 | ×106/mL 20.0 以上 |
70 D004 5 尿便 |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
00803 |
精子濃度 [精液検査] |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
|
27 |
冷蔵 |
鏡検法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
×106/mL 20.0 以上 |
70 D004 5 尿便 |
2~3日 |
備考
検体
- チャート参照:精液検体の採取方法
診療報酬
- 保険名称:穿刺液・採取液検査/精液一般検査
- 実施料:70
- 診療報酬区分:D004 5
- 判断料区分:尿・糞便等検査
実施料は、「精液一般検査」として一連の算定となります。
チャート
容器
容器番号27:滅菌スピッツ管
- 容量: 10mL
- 添加剤: -
- 保管方法:常温
- 主な検査項目: 微生物学検査
参考文献
日本泌尿器科学会監修: 精液検査標準化ガイドライン, 2003.
検査項目解説
臨床的意義
精液を用いた男性不妊症の基本的な検査である。精子数が少ない場合は妊孕性が低い。
本検査は、男性不妊症、薬剤・放射線治療などによる精巣障害の重要な検査である。正常な精子は全長40~50 μmでオタマジャクシ状の形を呈している。前進・回旋・振り子などの運動をする。
精液検査を行う場合は少なくとも2日間禁欲し排出させる。精液中の精子の数が少ない場合は精子減少症、精液中に精子が認められない場合は無精子症とされる。
精子数が少ない場合では妊孕性が低い。しかし、基準値以下でも精子活性が優れていれば妊孕性はあるといわれている。
【低値を示す疾患】
精子減少症,無精子症
関連疾患
N46.5:精子減少症 → N40-N51:男性生殖器の疾患
N46.8:無精子症 → N40-N51:男性生殖器の疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.