WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

25604

レジオネラ核酸同定

6B611-0000-061-883

単独検体開栓厳禁

喀痰
1

指定容器 

55

 

-20℃以下

LAMP法

検出せず

292

D023 7

微生

3~9日

項目
コード
検査項目

25604

レジオネラ核酸同定

6B611-0000-061-883

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

単独検体開栓厳禁

喀痰
1

指定容器 

55

 

-20℃以下

LAMP法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

検出せず

292

D023 7

微生

3~9日

備考

項目

  • レジオネラ属11菌種を検査しますが、菌種の同定はできません。

検体

  • 必ず遺伝子検査の専用検体としてご提出ください。
  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

診療報酬

  • 保険名称:微生物核酸同定・定量検査/レジオネラ核酸検出
  • 実施料:292
  • 診療報酬区分:D023 7
  • 判断料区分:微生物学的検査

容器

容器番号55:感染症遺伝子増幅検査用容器

  • 容量: 15mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 結核菌群同定,
    MAC同定-DNA

参考文献

山口恵三, 他: 医学と薬学 58, (4), 565, 2007.

検査項目解説

臨床的意義

レジオネラ属菌の核酸を同定する検査である。レジオネラ菌はヒトからヒトへの感染は起こさない。

 レジオネラ属菌は、鞭毛を持った好気性のグラム陰性桿菌であり、河川、温泉、土壌など自然界に広く生息している。約50種類のレジオネラ属菌が分離されており感染によりレジオネラ症として重度の肺炎であるレジオネラ肺炎や軽症の一過性のポンティアック熱を発症する。潜伏期間は2~10日である。

 レジオネラ肺炎は、1976年に起きた米国フィラデルフィアでの在郷軍人集会(Legion)で集団肺炎として発見されたことによりlegionnaires`dieaseと名付けられた。国内の感染症発生動向調査によると、中高年の男性に発症者が多いことが明らかになっている。

 通常では感染リスクは低く、免疫の低下が感染の引き金になるといわれている。レジオネラ菌を含んだエアロゾルが吸入されると、肺胞マクロファージに貪食されるが、殺菌されることなくマクロファージ内で増殖する。

 レジオネラ肺炎は、咳や発熱に加え下痢の他に昏睡、幻覚、四肢の振せんなどの中枢神経症状を特徴とする。静注のニューキノロン系薬剤が第一選択薬になるが、処置が遅れると7日以内に死亡することが多い。

 本検査は、レジオネラ属菌の核酸を同定する検査である。

【陽性を示す疾患】

レジオネラ症

関連疾患

A48.1.1:レジオネラ症 A30-A49:細菌性疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

INFORMATION

※ 3年分のINFORMATION へのLinkを掲載しています.

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