検査項目解説検査項目解説

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入力コード 04826  統一コード 5G385 
項目名 抗アセチルコリンレセプター結合抗体(抗AChR抗体)
antiacetylcholine receptor binding antibody
実施料
847
判断料区分 免疫 
健康保険名称  抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体) 
検査方法
RIA(抗ヒトIgG法)
検査材料
血清
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 血清 0.3
01
凍結
報告所要日数
3~6日
基準値  
nmol/L

陰性(-)

0.2 以下

臨床的
意義 
重症筋無力症に特異的な自己抗体。
   神経筋接合部における伝達物質アセチルコリンの受容体に対する抗体である。

 抗アセチルコリンレセプター(AChR)抗体は、筋力低下を主訴とする重症筋無力症(MG)患者に特異的に検出される自己抗体であり、主に結合抗体と阻止抗体の2種類に大別される。

 本抗体によるAChRの破壊、アセチルコリンと受容体の結合阻害と補体を介した後シナプス膜の破壊がMGの本態である。

 このうち結合型抗体は、AChRとこれに特異的に結合するヘビ神経毒との複合体に反応する抗体である。一方、阻止抗体はAChRとヘビ神経毒との結合を阻害する物質として測定する方法であるが現在はほとんど行われていない。

 結合抗体の方がMGに対する陽性率が高いと言われているが、MGでは結合抗体を持たない症例もあるとの報告もある。

 抗AChR抗体と重症度とは必ずしも相関しないが、臨床像の推移と抗体価の変動は長期観察の結果では、ほぼ相関するといわれている。
陽性を示す病態 
重症筋無力症(MG)
(特に胸腺腫合併の重症例で陽性率が高いが、眼筋型では陽性とならないことがある)
関連項目 抗筋特異的チロシンキナーゼ抗体(抗MuSK抗体), 髄液 比重,
備  考

擬陽性0.2<,≦0.5

陽性0.5<

算定備考

重症筋無力症の診断または診断後の経過観察の目的で行った場合に算定できます。

「抗アセチルコリンレセプター抗体」と「抗筋特異的チロシンキナーゼ抗体」を併せて測定した場合は、主たるもののみ算定できます。

容  器 
提出容器

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