WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

『神経筋接合部・筋の疾患』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00016

FAX

CK
(CPK)

3B010

骨格筋や心筋の崩壊を反映して逸脱する酵素を測定する検査である。急性心筋梗塞や多発性筋炎で上昇する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

JSCC標準化対応法

U/L

M 60~270
F 40~150

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00019

アルドラーゼ
(ALD)

3B100

細胞の崩壊や壊死、代謝障害で高値となる解糖系酵素である。組織崩壊をリアルタイムで反映する一方、臓器特異性が低いため補助診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

3~4日

冷蔵

UV法

IU/L

2.7~5.9

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00056

LDHアイソザイム

3B055

LDH高値の際に由来臓器を推定する検査である。サブユニット欠損症では特定のアイソザイムが異常低値になる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

00069

CKアイソザイム
(CPKアイソザイム)

3B025

CKが高値の場合に由来臓器を調べる検査である。脳、骨格筋、心筋の由来別にCK-BB、MM、MBに分けられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

BB 0~2
MB 0~3
MM 96~100

55

D007 17

生Ⅰ

2~3日

30324

CK-MB定量
(CPK-MB定量)

3B015

CKが高値の場合に由来臓器を調べる検査である。脳、骨格筋、心筋の由来別にCK-BB、MM、MBに分けられる。

血液
2

遠心

血清
0.4

01

02

 

 

CLIA

ng/mL

2.2 以下

90

D007 22

生Ⅰ

2~3日

00032

FAX

クレアチニン
(CRE)

3C015

筋肉内でクレアチンから非酵素的脱水反応により産生される非タンパク質性の窒素化合物である。食事など外的因子の影響を受けない腎機能の優れた指標である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

M 0.61~1.04
F 0.47~0.79

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00048

FAX

カリウム
(K)

3H015

異常高値の場合には心室細動から心停止を起こす。血球内に多く含まれるため溶血による見かけ上の高値に注意が必要である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

電極法

mEq/L

3.5~5.0

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

01590

トリメタジオン

3L205

スクシミド系の抗てんかん剤である。小発作などに用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

μg/mL

300~500
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

4~10日

01843

ミオグロビン 〈血清〉

5C090

筋肉中へ酸素を取り込むヘム蛋白である。心筋梗塞などにおいて早期に血中へ逸脱する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 154.9 以下
F 106.0 以下

135

D007 36

生Ⅰ

2~3日

12748

ミオグロビン 〈尿〉

5C090

筋肉中へ酸素を取り込むヘム蛋白である。心筋梗塞などにおいて早期に血中へ逸脱する。

 

 

尿
6

指定容器 

 

73

 

10日

冷蔵

CLEIA

ng/mL

2.0 未満

135

D007 36

生Ⅰ

2~4日

03855

心室筋ミオシン軽鎖Ⅰ

5C092

心筋の収縮に働く心筋細胞の構造タンパク質である。心筋梗塞の病態把握に有用である。発症後3時間から1週間程度高値を示す。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

12週

EIA

ng/mL

2.5 以下

184

D007 45

生Ⅰ

2~5日

04826

抗アセチルコリンレセプター結合抗体
(抗AChR抗体)

5G385

神経伝達物質であるアセチルコリンの受容体に対する自己抗体である。重症筋無力症に特異的な検査である。

血液
1

遠心

血清
0.3

01

02

 

 

RIA(抗ヒトIgG法)

nmol/L

陰性(-)
0.2 以下

798

D014 43

免疫

3~6日

26100

抗筋特異的チロシンキナーゼ抗体
(抗MuSK抗体)

5G386

神経筋接合部の筋肉側に存在する膜貫通タンパク質に対する自己抗体である。抗アセチルコリン受容体抗体が陰性の重症筋無力症の診断に有用である。

血液
1

遠心

血清
0.3

01

02

 

 

RIA

nmol/L

0.02 未満

1000

D014 45

免疫

3~9日

07595

T細胞系 CD4
(HIV-レセプター)

5I070

モノクローナル抗体で検索される、ヘルパーT細胞の表面マーカーである。CD4/8比は免疫活動性の指標である。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

陽性細胞百分率
29~55 %
陽性細胞絶対数
344~1289 /μL

185

D016 2

免疫

2~3日

07606

T細胞系 CD8
(MHC class I レセプター)

5I082

モノクローナル抗体で検索される、サプレッサーT細胞の表面マーカーである。CD4/CD8比は免疫活動性の指標となり免疫不全で低下する。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

陽性細胞百分率
19~41 %
陽性細胞絶対数
110~1066 /μL

185

D016 2

免疫

2~3日

08682

CD4×CD8

5I702

モノクローナル抗体で検索される、サプレッサーT細胞の表面マーカーである。CD4/CD8比は免疫活動性の指標となり免疫不全で低下する。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

185

D016 2

免疫

2~3日

02820

曜日指定倫理対象遺伝学依頼書

筋強直性ジストロフィー DMPK解析

8C829

筋強直性ジストロフィーの病因であるDMPK遺伝子の伸長(トリプレットリピート)を調べる検査である。

開栓厳禁

EDTA加血液
7

 

89

 

冷蔵

サザンブロット法フラグメント解析法

3880

D006-4 1

遺染

14~22日

04480

曜日指定倫理対象先天依頼書

デュシェンヌ型/ベッカー型筋ジストロフィー DMD解析[その他遺伝学的検査]
ジストロフィン遺伝子解析

8C831

DMDおよびBMDの病因であるジストロフィン遺伝子の欠失や重複を調べる検査である。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

 

13

 

冷蔵

MLPA法

3880

D006-4 1

遺染

8~21日

04480

曜日指定倫理対象先天依頼書

デュシェンヌ型/ベッカー型筋ジストロフィー DMD解析[先天異常染色体検査]
ジストロフィン遺伝子解析

8C831

DMDおよびBMDの病因であるジストロフィン遺伝子の欠失や重複を調べる検査である。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

 

13

 

冷蔵

MLPA法

3880

D006-4 1

遺染

8~21日

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