検査項目解説検査項目解説

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入力コード 00501  統一コード 2A010 
項目名 白血球数(WBC)
white blood cell counts (leukocyte counts)
実施料
21
判断料区分 血液 
健康保険名称  末梢血液一般検査 
検査方法
フローサイトメトリー法
検査材料
EDTA加血液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 EDTA加血液 2
13
冷蔵(凍結不可)
報告所要日数
1~2日
基準値  
/μL

3,300~9,000

臨床的
意義 
白血病などの血液疾患や炎症性疾患の診断・経過観察に用いられるスクリーニング検査。
   細菌や異物などが体内に侵入して起こる炎症や、白血病などの血液疾患の診断、経過観察に用いられるスクリーニング検査である。一般に白血球数は、炎症性疾患や血液系悪性腫瘍で増加し、骨髄抑制状態で減少する。

 白血球は単に数だけでなく、その構成も見る必要がある。たとえば高齢者の炎症では白血球数はそれほど増加しなくても、好中球に核の左方移動と言われる、桿状核球の増加がみられる。またⅠ型アレルギー性疾患では好酸球が増加する。さらに骨髄芽球など病的細胞が出現しても、白血球数は基準範囲内にとどまる場合がある(白血球像の項を参照)。

 一般に乳児~就学前の幼児では成人より高値をとり、健常でも10,000/μL前後の値を示し、主体はリンパ球である。また、新生児は約20,000/μLと著明に高いが、生後数日で10,000前後まで低下する。成人では、喫煙者で高めの値をとり、10,000/μL程度を示すこともまれではない。
【薬剤の影響】白血球数の増加:副腎皮質ホルモン(ステロイド)の全身投与で好中球増多をみる。 白血球数の減少:抗菌薬であるクロラムフェニコールは、きわめて稀ではあるが骨髄に障害をきたし、再生不良性貧血を起こす。また甲状腺の治療薬メチルチオウラシルや、プロピルチオウラシル、チアアマゾールは、薬剤がハプテンとなって好中球と結合し、稀ではあるが無顆粒球症(リンパ球以外の白血球減少が減少する状態)を起こす。
高値を示す病態 
[急性感染症] (細菌感染症)肺炎、虫垂炎、骨髄炎、扁桃炎など (ウイルス感染症の一部)伝染性単核球症など[血液系悪性腫瘍]骨髄性白血病、リンパ性白血病、単球性白血病[脱水による血液濃縮]他の血算項目(RBC、Htなど)の上昇や電解質異常を伴う[薬剤]ステロイド全身投与時
低値を示す病態 
敗血症、ウイルス感染の一部(麻疹、風疹など)、膠原病、急性白血病、悪性再生不良性貧血、無顆粒球症、抗がん剤投与時、放射線障害、顆粒球減少症
関連項目 CRP 《定性》, CRP 《定量》, 赤血球数(RBC), ヘモグロビン(Hb), ヘマトクリット(Ht), 血小板数(PLT), 白血球像,
算定備考

実施料は、「末梢血液一般検査」として一連の算定となります。

容  器 
提出容器

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