WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 7 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00969

ドーパミン・総

4E050-0000-022-204

血液
5

冷遠

EDTA血漿
2

14

02

 

 

HPLC

ng/mL

0.5~6.2

6~11日

項目
コード
検査項目

00969

ドーパミン・総

4E050-0000-022-204

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
5

冷遠

EDTA血漿
2

14

02

 

 

HPLC
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

ng/mL

0.5~6.2

6~11日

備考

検体

  • 必ず血漿分離の上、ご提出ください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

容器番号02:汎用容器

  • 容量: 4mL・10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血清,血漿提出用

参考文献

Hansson, C. et al.: J. Chromatogr. 162, 7, 1979.

検査項目解説

臨床的意義

ノルアドレナリンの前駆物質である。通常は遊離型のみが測定されるが、本項目は抱合型も含む総ドーパミンを定量する。

 カテコールアミンは、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンの総称であり、副腎髄質と交感神経系で産生・放出される。

 ドーパミンは、ドーパミン-β-ハイドロキシレース(DBH)によりノルアドレナリンに転換されるが、それ自体も中枢神経系や消化器系に特有な作用を持つ。さらに、ノルアドレナリンは、副腎髄質でアドレナリンに転換される。すなわち、ドーパミンはアドレナリンとノルアドレナリンの前駆物質である。

 通常ドーパミンは、血中では90 %以上が不活性の抱合体として存在している。本検査は抱合型を含む総ドーパミンを測定している。血中のドーパミンは交感神経末端からの放出に由来し、交感神経機能の指標として用いられる。また、交感神経節や副腎髄質に由来する褐色細胞腫、神経芽細胞腫でドーパミンの上昇がみられる。ただし、採血をはじめとするストレス、運動、体位、血糖値などの影響を受けやすい上、神経終末でre-uptakeされてしまうため、結果の解釈には注意が必要であり、血中半減期の長いDBHや、蓄尿による代謝物(バニリルマンデル酸:VMAなど)測定の方が正確に病態を反映する場合がある。

 家族性自律神経失調症の一因として、ドーパミンからノルアドレナリン、アドレナリンへの代謝障害が考えられており、カテコールアミン分画の測定が行われる。

 パーキンソン病では脳内ドーパミンが不足する。L-DOPAを投与すると脳内でドーパ脱炭酸酵素によりドーパミンに転換・補充され症状の改善がみられる。

【高値を示す疾患】

神経芽腫褐色細胞腫慢性腎不全腎障害

【低値を示す疾患】

パーキンソン症候群シャイ・ドレーガー症候群起立性低血圧症

備考

  • チャート参照:カテコールアミンの代謝経路

関連疾患

N18.9.3:慢性腎不全 N17-N19:腎不全
N28.9.5:腎障害 N25-N29:その他の腎・尿管の疾患
C74.9.2:神経芽腫 C73-C75:甲状腺・内分泌腺腫瘍
D35.0.2:褐色細胞腫 D10-D36:良性腫瘍
G90.3.1:シャイ・ドレーガー症候群 G90-G99:その他の神経系疾患
I95.1.2:起立性低血圧症 I95-I99:その他の循環器系疾患
G20.1:パーキンソン症候群 G20-G26:錐体外路障害・異常運動
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

フリーワード検索

複数ワードはスペース区切り:
ページトップへ

記載内容について