WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 4 月 1 日時点の情報です。

『甲状腺・内分泌腺腫瘍』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05221

サイログロブリン
(Tg)

4B040

甲状腺濾胞内に貯蔵されている甲状腺ホルモンの前駆体である。臓器特異性は高いが疾患特異性は低い。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

33.7 以下

包括131

D008 18

生Ⅱ

2~3日

26311

カルシトニン
(CT)

4C035

甲状腺から分泌されるペプチドで、血中カルシウム濃度を低下させる作用がある。甲状腺髄様癌において高値を示す。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

24カ月

ECLIA

pg/mL

M 5.15 以下
F 3.91 以下
(空腹時)

包括133

D008 20

生Ⅱ

2~3日

26948

メタネフリン2分画

4E040

アドレナリン、ノルアドレナリンがバニリルマンデル酸になる前の中間代謝物である。褐色細胞腫や神経芽細胞腫で上昇する。

 

酸性蓄尿
2

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

MN1日量 0.05~0.20
NMN1日量 0.10~0.28
MN総1日量 0.15~0.41

包括220

D008 45

生Ⅱ

3~4日

26973

バニリルマンデル酸 〈尿〉
(VMA)

4E060

カテコールアミンの最終代謝産物である。カテコールアミン産生腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫)の診断と経過観察に用いられる。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

1.4~4.9

90

D008 4

生Ⅱ

3~4日

26976

バニリルマンデル酸 〈クレアチニン補正〉
(VMA)

4E060

カテコールアミンの最終代謝産物である。カテコールアミン産生腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫)の診断と経過観察に用いられる。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

1.2~4.9

90

D008 4

生Ⅱ

3~4日

26981

ホモバニリン酸 〈尿〉
(HVA)

4E055

ドーパミンの最終代謝産物である。カテコールアミンの分泌状態を反映する検査である。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

1.6~5.5

69

D008 3

生Ⅱ

3~4日

26984

ホモバニリン酸 〈クレアチニン補正〉
(HVA)

4E055

ドーパミンの最終代謝産物である。カテコールアミンの分泌状態を反映する検査である。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

1.6~5.5

69

D008 3

生Ⅱ

3~4日

00969

ドーパミン・総

4E050

ノルアドレナリンの前駆物質である。通常は遊離型のみが測定されるが、本項目は抱合型も含む総ドーパミンを定量する。

血液
5

冷遠

EDTA血漿
2

14

02

 

 

HPLC

ng/mL

0.5~6.2

6~11日

01045

デハイドロエピアンドロステロンサルフェート
(DHEA-S)

4D090

男性ホルモンの中間代謝産物として測定される検査である。DHEAの硫化物で、より血中半減期が長い。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

3週

冷蔵

CLEIA

μg/dL

包括169

D008 34

生Ⅱ

2~3日

01063

プレグナンジオール
(P2)

4F055

プロジェステロンの尿中代謝物として測定される検査である。黄体期におけるプロジェステロン産生能をあらわし、妊娠中は胎盤機能を反映する。

 

蓄尿
2

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

M 0.12~0.93
F 卵胞期 0.16~1.28
黄体期 0.69~4.70
閉経後 1.00 以下

包括213

D008 43

生Ⅱ

5~7日

01064

プレグナントリオール
(P3)

4F060

17α-OHPの尿中代謝物として測定される検査である。先天性副腎皮質過形成に伴い高値となる。

 

蓄尿
2

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

M 0.25~1.48
F 卵胞期 0.07~1.24
黄体期 0.25~1.58
閉経後 1.00 以下

包括232

D008 48

生Ⅱ

5~7日

01061

プロジェステロン
(P4)

4F045

卵巣と胎盤から分泌され、黄体機能や妊娠に深く関わる性ホルモンで黄体ホルモンと呼ばれる。月経の周期異常や不妊症の診断に有用な検査である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

包括147

D008 24

生Ⅱ

2~3日

12854

曜日指定

甲状腺癌 RET CDx遺伝子解析

8C061

甲状腺癌、甲状腺髄様癌の遺伝子変異を検出する検査である。セルペルカチニブの適応を判定するための補助検査である。

未染スライド
5~10枚(5μm厚)

または

組織
100mg(5mm角)

30

 

27

常温

 

-70℃以下

次世代シークエンス法

検出せず

包括5000

D004-2 1

遺染

10~14日

45589

曜日指定倫理対象遺伝学依頼書

甲状腺髄様癌 MEN2型 RET解析

8C061

MENの病因であるRET遺伝子のExon10,11,13~16のコーディング領域を調べる検査である。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

 

13

 

冷蔵

ダイレクトシークエンス法

5000

D006-4 2

遺染

11~17日

01770

曜日指定

MYCN [2p24.3増幅解析]
MYCN(N-myc)

8B324

神経芽腫にみられるMYCN遺伝子の増幅をFISH法により調べる検査である。

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

または

 

骨髄液
0.5

または

その他

 

10

 

指定容器 

22

 

 

 

冷蔵

 

 

冷蔵

 

冷蔵

FISH法

2553

D006-5 1

遺染

5~7日

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