WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 10 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 健常者参考値(単位) 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05255

インターロイキン-6
(IL-6)interleukin-6

5J130-0000-022-052

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLEIA

pg/mL

2.41 以下

項目
コード
検査項目

05255

インターロイキン-6
(IL-6)interleukin-6

5J130-0000-022-052

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLEIA
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

pg/mL

2.41 以下

備考

検体

  • 必ず血漿分離の上、ご提出ください。
  • 血清、細胞培養上清も検査可。

算定

  • 実施料適用外です。

「研究検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

容器番号02:汎用容器

  • 容量: 4mL・10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血清,血漿提出用

検査項目解説

臨床的意義

B細胞の分化誘導因子として発見された。さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与しており高値となる。

 インターロイキン-6(IL-6)は、B細胞の分化誘導因子として本邦の研究者により発見されたサイトカインで、抗体産生系のみならず、肝臓における急性期タンパク質の生合成誘導やIL-3との相乗作用に基づく造血幹細胞の増殖促進など多彩な生理活性を有することから一層注目を集めている。

 IL-6と各種疾患の病態との関連も相次いで明らかとなっており、例えば多発性骨髄腫の増殖因子がIL-6であるとともに、骨髄腫細胞自身がIL-6を産生し、IL-6レセプターを発現しているという。

 また、種々の炎症性疾患や自己免疫疾患への関与も示唆されている。このように、IL-6は生体防御機構の解析や各種免疫異常症の病因・病態の解明に有用な情報を提供すると思われる。

【高値を示す疾患】

敗血症後天性免疫不全症候群多発性骨髄腫右心房粘液腫髄膜炎乾癬関節リウマチ川崎病骨粗鬆症メサンギウム増殖性糸球体腎炎移植臓器および組織の不全および拒絶反応

関連疾患

A41.9.3:敗血症 A30-A49:細菌性疾患
B24.7:後天性免疫不全症候群 B20-B24:ヒト免疫不全ウイルス病(HIV)
C90.0.5:多発性骨髄腫 C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
D15.1.2:右心房粘液腫 D10-D36:良性腫瘍
G03.9.5:髄膜炎 G00-G09:中枢神経系の炎症性疾患
L40:乾癬 L40-L45:丘疹落屑性疾患
M06.9.2:関節リウマチ M05-M14:炎症性多発性関節疾患
M30.3.2:川崎病 M30-M36:全身性結合組織疾患
M81.9.1:骨粗鬆症 M80-M85:骨の密度・構造の疾患
N05.3.1:メサンギウム増殖性糸球体腎炎 N00-N08:糸球体疾患
T86:移植臓器および組織の不全および拒絶反応 T80-T88:移植関連の疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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