WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

『鉄欠乏性貧血』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00053

血清鉄
(Fe)

3I010

貧血の病態把握を行うための基本的な検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 50~200
F 40~180

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00054

総鉄結合能
(TIBC)

3I015

赤血球ヘモグロビンの原材料であるFeの血中総運搬能である。貧血の診断指標として、血清鉄・UIBCとともに測定される。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 270~425
F 270~440

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00117

不飽和鉄結合能
(UIBC)

3I020

トランスフェリンなどの血中Fe輸送タンパク質上でFeが結合していない部分であり、Fe結合予備能を表し、血清Feとの和がTIBCに相当する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 140~330
F 150~385

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

01640

亜鉛 〈血清〉
(Zn)

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

溶血不可

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

 

01

 

 

 

18日

冷蔵

比色法

μg/dL

80~130

136

D007 37

生Ⅰ

2~3日

01641

亜鉛 〈尿〉
(Zn)

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

単独検体

 

尿
5

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

64~947

136

D007 37

生Ⅰ

3~6日

01859

フェリチン

5C095

鉄の貯蔵および血清鉄濃度の維持を行うタンパク質である。鉄の貯蔵状態を反映し、貧血や悪性腫瘍の病態把握に有用である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 9.0~275
F 4.0~87.0

105

D007 25

生Ⅰ

2~3日

00248

トランスフェリン
(Tf)

5C060

主に肝臓で産生され、鉄を運搬するタンパク質である。鉄代謝や造血機能を反映する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

TIA

mg/dL

190~320

60

D015 7

免疫

1~2日

00503

FAX

ヘモグロビン
(Hb)

2A030

血液中の血色素であるヘモグロビンを測定する検査である。貧血などの血液疾患のスクリーニング検査として用いられる。

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

SLS-Hb法

g/dL

M 13.5~17.5
F 11.5~15.0

21

D005 5

血液

1~2日

00504

ヘマトクリット
(Ht)

2A040

血液中に占める赤血球の全容積をパーセント表示した値である。貧血のスクリーニングと分類に用いられ、貧血で低値を示す。

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

赤血球パルス波高値検出法

%

M 39.7~52.4
F 34.8~45.0

21

D005 5

血液

1~2日

00540

網状赤血球数
(レチクロ)

2A110

脱核した赤血球の中で最も若い赤血球の数を調べる検査である。骨髄の赤血球産生亢進に伴って増加し、造血能をみる検査として有用である。

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

フローサイトメトリー法

4~19

12

D005 2

血液

1~2日

00530

赤血球像

2A160

赤血球の形態異常から、血液疾患の病態を鑑別する検査である。

EDTA加血液
2

または

血液塗抹標本
3枚

13

 

20

冷蔵凍結不可

 

常温

目視法(鏡検)

2~3日

00587

血液塗抹標本 鉄染色

2A240

血液または骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査である。貧血の鑑別診断に有用である。

血液塗抹標本
2枚以上

20

常温

ベルリンブルー

各27加算

D005 6注

血液

2~4日

04170

骨髄液塗抹標本 鉄染色

2A240

血液または骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査である。貧血の鑑別診断に有用である。

骨髄塗抹標本
2枚以上

20

常温

ベルリンブルー

各40加算

D005 14注

血液

2~4日

フリーワード検索

複数ワードはスペース区切り:
ページトップへ

記載内容について