WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

『無顆粒球症』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01585

FAX

フェニトイン

3L185

ヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤であり、血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用の予防が可能である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

成人・小児 10~20
新生児 8~15
経口 投与直前(トラフ)
静注 投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01586

カルバマゼピン

3L115

てんかん、双極性障害、統合失調症の治療薬であり、血中半減期は個人差、薬剤間の銘柄差が大きく、併用薬剤によって代謝が遅延する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

4~12
他の抗てんかん薬併用時は4~8
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

03840

ゾニサミド

3L210

主として肝臓で代謝されるベンゾイソキサゾール系抗てんかん剤である。肝障害時の投与量調節や服薬コンプライアンスを把握する目的で血中濃度測定が行われる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

ラテックス凝集法

μg/mL

10~30
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

04607

エスタゾラム

不眠症の治療や、麻酔前投薬に用いられるベンゾジアゼピン系催眠剤・抗不安剤である。リトナビルとの併用で血中濃度が上昇する。肝障害や腎障害では排泄が遅延する恐れがある。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

12901

クロザピン

3L304

クロザピンは、治療抵抗性統合失調症に有効性を示す抗精神病薬である。血中動態は個人差が大きいため血中濃度が測定される。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

01167

ジソピラミド

3L865

心筋に直接作用する抗不整脈剤である。特に腎機能障害患者での中毒予防に血中濃度を測定する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

2~5

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

04161

バンコマイシン

3M530

MRSAに有効なグリコペプチド系抗生物質である。腎機能障害患者で排泄率が低下するため血中濃度測定が有用である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/mL

10~15
投与前30分以内(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01786

テイコプラニン

3M532

MRSAに優れた抗菌力を持つグリコペプチド系抗生物質である。腎障害患者や高齢者では血中濃度測定を行い慎重に投与する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/mL

15~30
投与前30分以内(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

00368

メトトレキサート

3M725

白血病や絨毛性疾患、関節リウマチの治療に使われる葉酸代謝拮抗剤である。著明な骨髄抑制と腎毒性があり血中濃度測定が重要である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

7日

冷蔵

EIA

μmol/L

中毒域(大量投与時)
24時間後 10 以上
48時間後 1 以上
72時間後 0.1 以上
ロイコボリン救援療法時
24、48、72時間後

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

00541

好酸球数

2A090

アレルギー疾患において増加する好酸性の白血球の数を調べる検査である。寄生虫感染でも増加することが知られている。

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

自動血球分析装置使用(フローサイトメトリー法)鏡検間接法

/μL

50~590

17

D005 4

血液

2~3日

00553

専用依頼書

骨髄像
(マルク)

2A170

骨髄穿刺液の組織形態学的所見から血球の産生動向を知り、各種血液疾患、悪性腫瘍の骨髄転移などを診断する検査である。

骨髄塗抹標本
3枚以上

20

常温

ライト・ギムザ染色

788

D005 14

血液

7~14日

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